不安や焦りで困っている人へ
仕事がトラブル続きでうまくいかないときや突然の事故や病気で普段通りの生活が送れなくなってしまうと、大きな不安に襲われることが多くあります。
自分もまさにのどの痛みで相当つらく、(扁桃腺とやけどのダブルパンチ…)完治には恐らく2週間くらいかかると見込んでいるため、けっこうな不安感に襲われています。
また、人によって漠然とした不安や焦りを感じることもあることでしょう。
今回は不安の原因と対策方法について書いてみます。
マルチタスクとワーキングメモリ
マルチタスクのデメリットとして、【ワーキングメモリの減少】が挙げられます。
ワーキングメモリーは短期記憶を一定時間溜めておくために必要な脳の機能であり、これが大きい人は一度にたくさんのことを覚えておくことができます。
逆にワーキングメモリーが少ない人は、言われたことや読んだことをすぐに忘れてしまうため、日々の生活で様々な支障をきたしてしまうことになります。
また、もう一つの弊害として、【刺激に弱くなってしまう】ことが挙げられます。
刺激といっても幅広くありますが、たとえば自分がよく使っているスマホで頻繁に起こっています。
LINEやメールの通知が来ることが【刺激】であり、刺激に弱い状態になってしまうとすぐに反応してしまうようになります。
そうなってしまうと、仕事や家事の途中で作業が分断されてしまうことになりますよね。
このように何か一つの作業に集中できなくなってしまうと、漠然とした不安や焦りが加速してしまうようになってしまうんです。
なお、マルチタスクをしてしまうと人生で一番大事な能力とも呼ばれているセルフコントロール力も下がってしまうことが判明しています。
自制心を奪うものとしてゲームが挙げられますが、特にスマホのゲームには中毒性もありますので、一度ハマってしまうと簡単には抜けだせません。
こうなってくるともはやマルチタスクに何もメリットを感じませんよね。
スマホの使い方を見直す
自分は【なんでこんな無駄な時間を使ってしまったんだろう…】と後悔することがありますが、逆に言えば自分の中でどんな行動が無駄であるとわかっているということにもなります。
人によってさまざまですが、自分の場合は無駄な動画を見たり、SNSをチェックしたりする行動が大半を占めます。
簡単に言うと【わかっちゃいるけどやめられない】というなんだかダメ人間の典型例みたいなものですが、それほど自制心というものが弱くなっているという証拠でもあります。
どうしても刺激を求めてしまうように脳が変わってしまっているんです。
むしろ今の世の中刺激を求めてしまうことは当たり前みたいになってきていると言っても言い過ぎではないかもしれません。
でも自分の大切な時間をこれ以上奪われたくはありません。
ではどうすれば脳の機能を回復できるのかというと、一つの作業に集中していけばいいんです。
マルチタスクの逆であるシングルタスクで行動していくことによって徐々に刺激に強い脳へと戻していけるようになります。
また、もう一つ大事なことが、
【お金を払ってでもその行動を取る価値があるのか?】
と問いかけてみるんです。
バラエティーを否定するつもりは全然ありませんが、たとえば仕事で疲れて帰ってきて明日も早いという場合、YouTubeでよくわからないような企画の動画を見ている時間はないと思うんです。
また、飲み会も1次会ならまだしも、2次会まで参加する必要はよほどのことがない限りはないでしょう。
大事な健康や仕事に支障がきたしてしまう行動には【お金を払ってでもする必要は】ないですよね。
お金を払う価値があるかどうかを判断しながらシングルタスクで行動していくのが不安や焦りを解消させていく一歩だと思いますので、もしよければお試しください。
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