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【読書】エフェクチュエーション 優れた起業家が実践する「5つの原則」

地元で防犯防災に取り組んでいる友人がいるのだが、
ちょこっとかわったおもしろいひとで
わたしはいつもいろいろと刺激を受けている。


この友人が

防災にエフェクチュエーションを取り入れる

と言っていた。


?????
エフェクチュエーション?
なんか舌噛みそうだけど、
なんだそれ??

とっても気になったので入門書を探して読んでみたら、
分かりやすくておもしろい本だった!

↓表紙もかわいい


エフェクチュエーションとは
・経験豊富な起業家を対象にした意思決定実験から発見された思考様式
・「目的」ではなく、手持ちの「手段」から生み出せる効果(effect)を重視する
・「予測」ではなく「コントロール」によって対処する

帯より引用


本の中では
エフェクチュエーションの「5つの原則」を取り上げながら
エフェクチュエーションてこんなもんだよ
こういうふうに実践してみよう
と解説していた。

新しいことをスタートしようとするときに
足かせになることはいっぱいある。
それらにとらわれて前に進めないのではなく
ちょっと見方を変えることで
まず一歩を踏み出してみたり
困った状況もうまく活用したりして
チャレンジを続けよう。
そういう考え方だ。


5つの原則はどれもおもしろかったのだが、
特に「レモネードの原則」が心に残った。

「酸っぱいレモンが手に入っちゃったなら
レモネードを作ればいい」
という考え方。

思うようにいかない…
予想してもいなかったトラブルが起きた…
など
人生には「酸っぱいレモン」がたくさんある。

そんなときには
レモネードを作ればいいじゃないか!
って、
ピンチをチャンスに転換していこうとするこの考え方…
これって
新しいチャレンジをしようとするときに
とっても大事な考え方だと思う。



PTAも
地元の防災活動も
うまく機能しなくなって
なんとかしなくちゃいけないところに来ている。

変えていこう
新しいかたちを目指そう
と思うとき、
なかなか
どう変わっていくのか
予測もできなかったりする。
そして
予測しても
全くその通りには進まなかったりもする。

予測ができなくったっていいじゃないか。
計画を外れたっていいじゃないか。

ただ
今ある材料を使って
よりよいものを作り出せるよう
一歩ずつ
前に向かって進もう。

そんなふうに
改めて思った。

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