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もしPTAの会長が『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』を読んだら

わたしは
中高時代に
バスケ部のマネージャーをしていた。

思い返すと…
出欠確認や
備品管理や
洗濯係やタイマー係
などの
「お世話する」仕事も好きだったが、
どちらか言うと
チーム作りなどの
「マネジメント」に
興味があったのだと思う。

当時のわたしは
「マネジメント」というものを全く知らなかったのだが、
試合の詳細な記録を選手に共有して
強みと弱みの分析をさせたり、
うまくいかない選手同士の間に入って
それぞれの話を聞いたり、
コーチに選手の声を伝えたり、
コーチの考えを選手たちに伝えたり、
というようなことをしていた。

わたしなりの
「マネジメント」だったのだと思う。


さてそれで。

そんなわたしが
PTA会長として
この本を読んだら
どうなるか。

ドラッカーの『マネジメント』は
手に取ったことのないわたしだが、
この小説
(ちゃんとストーリー仕立てになっている)
はとても分かりやすくて
すぐにでも取り組みやすいヒントが
たくさんあった。

この話は、
まず
女子マネージャーが
部員たちにコミュニケーションをとって
「マーケティング」
するところから始まる。
そしてその「マーケティング」した内容が
最後まで
とても大切な要素になる。

まずは
PTAでも
新年度は
「マーケティング」から
始めてみようかな!

そして
わたしたちのPTAにとっての「顧客」とは?
とか
PTAの「定義」は?
なども
きちんと整理してみたいと思う。

PTAは人材の宝庫。
正しくマネジメントすれば
必ず
素晴らしい成果が出るはず。

成果とは百発百中のことではない。百発百中は曲芸である。成果とは長期のものである。すなわち、まちがいや失敗をしない者を信用してはならないということである。それは、見せかけか、無難なこと、下らないことにしか手をつけない者である。成果とは打率である。弱みがないことを評価してはならない。そのようなことでは、意欲を失わせ、士気を損なう。人は、優れているほど多くのまちかいをおかす。優れているほど新しいことを試みる。

もし高校野球の女子マネージャーなドラッカーの「マネジメント」を読んだら

いまのわたしには
この言葉が
一番
心に響いた。

この言葉を胸に、
勇気を持って
さらにたくさんの挑戦をしていきたい。

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