セミについての考察
虫好きの次男と一緒に
セミについての自由研究をしたことがある。
次男は最初
カメムシ目はちょっとねぇ…
と言っていたのだが、
夏と言えばセミだ!
めちゃくちゃたくさんいるから
研究しやすい!
ということで
セミを研究することになった。
おかげで
横でちょっかいを出していたわたしも
セミにとっても詳しくなった。
セミの幼虫をスカウトしてきて
羽化の観察をし、
近所のセミ何種類かの
標本を作り、
気温と鳴くセミの種類について
統計を取り、
抜け殻を見て
セミの種類を見分けるところまで
研究した。
ファーブル昆虫記を読んで
セミの声の出るしくみや
セミの耳について
興味がわいたが、
セミの解剖をしようか…
というところで
夏が終わってしまった。
残念。
その後
やっぱりカメムシ目はイマイチ
な次男は
セミを見ても
なんとも思わないらしいのだが、
わたしは
おかげで
セミを見ると
いつも興味をそそられる。
そんなわたしが
セミ時雨の中
歩きながら考えた
セミについての仮説を
発表しよう。
①セミ、グルメ説
セミは
柿や桜の木にはいるが
イチョウの木にはほとんどいない。
イチョウは
銀杏が臭いから
樹液もまずいのではないか?
セミ
ちゃんと味がわかっていて
樹液の味を選んで
好きな木にとまってるんじゃないか、
という説。
②アブラゼミはまずい説
夏も盛りを過ぎると
道ばたに
死んだセミが落ちていることが
よくある。
落ちているセミは
ほとんどがアブラゼミだ。
鳴いているのは
アブラゼミのほかに
ミンミンゼミやツクツクボウシもいるのに
落ちてるのは
アブラゼミばかり。
もしや
ミンミンゼミやツクツクボウシは
弱ったらすぐに
鳥に食べられちゃうんじゃないか?
そして
鳥も食べない
まずいアブラゼミだけが
道に落ちているのでは、
という説。
樹液をなめて確かめる気にはならず、
アブラゼミを食べて確かめる気にもならず、
この仮説をこれ以上突き詰める気は
起こらないのだが…
…
どなたか
検証されたら
結果を教えてください。