強迫性障害(OCD)の洋書あれこれ。これがおすすめ
強迫性障害の洋書はusa amazonでもたくさん出ていて、結構読んだのでおすすめを紹介。
一番オススメだと思うのが、Overcoming unwanted intrusive thoughtです。
この本は2017年に発売され、usaアマゾンのランキングでも現在でも良く売れている本でおすすめです。CBT(認知行動療法)に基づいた本で英語もわかりやすく、ユーモアもある文体で読みやすいかと思います。色々読んだ中ではこの本が一番オススメかと思いました。
usa amazon OCD(強迫性障害)カテゴリー本のランキング。
この本の同じ著者で2019年に発売された本でおすすめなのが、Needing to kow for sureです。
Overcoming unwanted intrusive thoughtの内容を更に深く、違った切り口で解説してあり、Overcoming unwanted intrusive thoughtを読んで気に入った方はこちらも読んで見るとよいかと思います。タイトルの通り強迫性障害は繰り返し確認行為をしてしまうことで症状が悪化してしまうことがテーマの本です。Overcoming unwanted intrusive thoughtよりは少し難しく読みにくいのですが、読んでみるのもおすすめです。
自分はあまりおすすめではないですが、こちらの本も人気で日本語翻訳版も出ています。
英語版は第2版が出ていますが、翻訳本は初版です。悪くはないですが、少し実践的でないというか、使いづらい気がしました。
アクセプタンス&コミットメントセラピーを利用した本も出ています。
読むならこれがおすすめかと思いますが、まずまずのの内容です。ACTは例え話のような話を読み、理解して実践していくことが大事ですので、文章が苦手な方には少し難易度が上がるかと思います。
ACT系の本を読むならラスハリスのhappiness trapの方がおすすめかと思います。アクセプタンス&コミットメントセラピー(ACT)の定番本で、一般向けには一番わかり易いかと思います。去年、洋書では第2版が出て50%ぐらい内容が書き換えられたようです。日本語翻訳版も第2版が今年の3月に発売されたようです。強迫性障害向けではないかもしれないですが、うつ病や不安障害などに効果がある本かと思います。
一番オススメなのはやはりOvercoming unwanted intrusive thoughtかと思います。シンプルでわかりやすく楽しく読めるため、よく売れているのも理解できるかと思います。