アリ VS クジラ ~子どもの発想は自由で素敵~
「ねぇ、パパ。アリとクジラが戦いました。どっちが勝ったと思う?」
働きアリのように働き、クジラのように湯船に浸かっていた僕に、6歳の息子が頭をシャンプーでシャカシャカしながら話しかけてきました。
これはあれだ。この間買った「最強王図鑑」の影響だ。
「う~ん、それはクジラだな!」
「アリでした~」という答えを自慢げに言いたいのだろうと予想して、あえてクジラと答えます。我ながらデキる父親です。
「ブッブー!ちがいます!引き分けでした~」
意外な答えが返ってきました。どっちが強い?どっちが勝つ?それしか考えられないのが小学生男子という生き物なのに。引き分け…だと…?
「なんで引き分けになったの?」と聞くと・・・
まずアリがクジラのいろんなところに嚙みついてダメージを与えるんやって。でも、クジラが噴水(潮のこと)で反撃するの。でもアリはその噴水で遊びはじめて、クジラもそれがうれしくて2人はなかよしになりました。で、2人でスタバにいって、飲み物を飲んだらHPが全回復して、そんで引き分けなの。
え・・・なにそれ。めっちゃおもしろい。
僕の頭のなかは、スタバで一杯やるアリとクジラの映像でいっぱい。
アリはショートでクジラはベンティ?
子どもの考えることって、自由ですよね。
そしてとりとめもないし、突拍子もない。
アラフォーのおっさんですが、まだまだこんな感じで生きたいなぁ。
と、いつもに増して息子がまぶしく、愛おしく感じました(親バカ)。
もう夜中ですが、この話を忘れたくなくて書きました。
常識にとらわれない、自由で楽しい発想。世界観。
なにか新しい可能性が広がる予感。