明日、眼瞼下垂の手術を受けます。
久しぶりのnote。
で何を書くかというと、明日受ける眼瞼下垂の手術のことです。
眼瞼下垂に気づいたきっかけ
きっかけはオンライン会議で自分の顔を見ることが増えたことでした。コロナ以降、うちの会社は社内外問わず会議はオンラインで行うことになったため、自分の顔を見る機会が必然的に多くなりました。見ると昔より目が小さくなってきてるし、目つきが悪くなってる気がして。なんでだろうな〜となんとなく色々調べてるうちに、「眼瞼下垂」というワードを発見。そして調べれば調べるほど、自分がそうなんじゃないかと思えてきました。眼瞼下垂って言っても知らない人がほとんどだと思いますが、和田アキ子さんが最近やった目の手術というと「アレね」って思うかもしれない。
今ヘルスコーチの勉強をしていることもあり、特に健康に関しては調べ始めると突き詰めるまで納得できず、ということでこの分野のパイオニアである松尾清先生に診てもらうために先日浜松に行ってきました。
眼瞼下垂症とは
眼瞼下垂とは正確には「腱膜性眼瞼下垂症」と言って、まぶたを支える腱膜が瞼板(けんばん)から外れた状態。つまりアキレス腱断裂みたいな状態です。なんでそんなことになるかというと、目をよく擦ったり、水泳用ゴーグルを長年使うことで腱膜が外れてしまうとのことでした。
そんな状態なのに人は目は開けないわけで、じゃあどうやって目を開けてるかというと、「ミュラー筋」という筋肉を収縮させてまぶたを開けてるらしい。ミュラー筋はセンサーの役割を持っていて、ここが収縮すると脳の青斑核という部分が刺激されることになります(そんなことを先生が絵を描いて説明してくれたのが写真)。
でもこの絵だと分かりにくいかもしれないので、先生のホームページにある解説図を貼り付けておきます。
青斑核は覚醒・筋緊張・交感神経緊張をコントロールしているので、噛みしめ、歯ぎしり、顎関節症などが起こってくる。交感神経が高ぶっているので、体の筋肉が固くなり、光が眩しいと感じるようになり、手や足の裏によく汗をかく。さらにまぶたの筋肉を不適切に使ってるので、近視や乱視を引き起こす。
問診のときに色々聞かれたけど、全部当てはまってる。実際にサーモスキャンで顔の温度を測ったら、こめかみの部分がめちゃ温度が高いじゃないか!(白い部分ですね)
これはここが緊張している証なんです。他にも検査として上まぶたに3gくらいの重りを貼り付けて舌先を歯の間に出して(つまり噛み締めてミュラー筋を使わないようにして)まぶたを開けてみるってのがあって、やってみるとまぶたがまったく開かない!!それが腱膜がはがれている証拠なんです。そう、私もやはり眼瞼下垂だったのです。
そして手術
通常であれば、診断からそんなに時間を開けずに手術を行えるのですが、コロナ禍ゆえの手術の条件がありました。それは「ワクチン接種2回目を完了して2週間以上経っている」ということと、「検査前3日以内のPCR検査が陰性である」ということでした。幸いどちらの条件も満たすことができたので、いよいよ明日手術を決行することになりました。
僕は18歳くらいから白髪が生え出して、20代後半にはすでに結構な白髪になってたんですが、最近の研究で白髪の原因は交感神経の活発化ということがわかってきています。先に書いた通り、眼瞼下垂は交感神経の異常な活発化を引き起こす訳で、もしかしたら、この眼瞼下垂手術によって白髪も黒髪なるかもしれない。もしそうなったら、面白いのに!
手術の方法
しかし手術は全身麻酔ではなくて、部分麻酔。部分麻酔って、、、まぶたの手術ですよ。つまりまぶたを切開して針で縫ったりするのも全部見えてるってことなんです。。。手とかベッドに縛りつけなくて大丈夫なのかな?怖くて手でメスを追っ払ってしまいそう。。。それだけが心配。またまた先生のホームページによると、こんな手術ですよという解説が載っています。いくつか方法がある中で、松尾先生は3つ目の「腱膜を皮膚側から固定する(挙筋腱膜固定術)」という方法で行っているようです(手を縛るとかは書いてありませんでした笑)。
手術後2、3日はまぶたがかなり腫れるので、手術時には「サングラス」そして「帽子」を持参することが推奨されています。それを着けて退院してってことですね笑。
でも、仮にまぶたが腫れたとしても、ずっと悩まされていた様々な症状から解放されるのであれば、そんなのは本当に取るに足らないこと。本当に明日が待ち遠しいです。
もし自分もそうではなかろうか?と悩んでる方はぜひ松尾形成外科のホームページを見て、色々調べられるといいと思います。
術前、術後の状態は、YouTubeに久しぶりにアップしようと思いますので、ぜひそちらをお楽しみに。
See you soon!