令和3年度 相続税路線価発表!!
本日、令和3年度の相続税路線価が発表され、今年の1月1日時点の全国の路線価が以下のサイトで公表されています。
※相続税路線価の概要については、以下をご参照ください。
コロナウイルス感染症の影響が出る一昨年まで、大阪市中心部の商業地については、インバウンド需要の取り込み等による地価上昇が顕著であったことから、新型コロナウイルス感染症の影響を受けて、インバウンド需要によって支えられてきた大阪ミナミの心斎橋筋に位置する「戎橋ビル周辺」の路線価が、全国一番となる昨年比-26.4%の下げ幅となりとなりました。
また、全国的に見ても、観光地や繁華街の地価下落等に起因して、全国の路線価の平均値が去年比で-0.5%となり、6年ぶりに下落に転じました。
今後については、主要な観光地や繁華街の地価下落は一時的なものであると考えられ、コロナウイルス感染症の終息のめどがつけば、都心部の地価は徐々に回復にむかうものと思われます。
令和3年度の相続税路線価の考察や今後の地価動向については、別の機会に改めてご説明したいと思います。