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私が小さかった頃、確か4歳くらいだっただろうか。 シロがやってきた。 とても真っ白で、可愛い子猫。 シロの仕草やいたずらまで全て可愛くて、私の唯一の友達だった。 なぜかと言うと、私はうまく話せないから友達ができなかったのと、体も弱くて、小さい子どもたちが集まる場所へは行けなかったから。 毎日毎日、外で楽しそうに遊ぶ同じくらいの子たちの声をききながら、仕方なく私は大好きな本を眺めていた。 その中でも、猫が出てくる本が大好きで、何回も何回も本をめくり続けた。 しまいには、私の手垢で真っ黒になるくらい。 ある日、お母さんが私にこう話てくれた。 「みさちゃん、今1番欲しいものはなにかな?」 うまく話せない私はボロボロになった猫の本をお母さんに見せて、指で猫をまあるくなぞってみた。 「新しい本が欲しいの?それともこのネコちゃんが欲しいの?どっちかな?」
子どもが誕生した時のことを書いていきます。 今、子育てに悩んでいる人や悩んでなくても、子育てに頑張りすぎている人にも読んでもらえたら嬉しいです。
「私、銀行を辞めます。」 今年の6月に上司に伝えた言葉。 「えっ?どうして?20年以上のキャリアもったいないのに。」 予想通りの回答が返ってきた。 私は短大卒業後20歳で銀行に入行。 主に融資、住宅関連の業務をこなしてきた。 何故、銀行に入ったのか? たまたま、小さい頃に始めた「そろばん」が私は大好きだった。 好きなことは夢中になれる。 2段まで合格できた。 昔は、入行前に「そろばん」の課題があったこともあり、また祖母からも 「由香ちゃんは、そろばんが得意だから銀行
#出勤#鳥の鳴き声#自然#元気 今日もいつものように同じ時間に玄関の扉を開けた。 いつもの出勤時間。 なんだか気持ちよい朝。 鳥の鳴き声が聞こえてくる。 あの鳴き声はどんな鳥なんだろう?と想像が膨らむ。 娘の撮った自然の写真を見たことで、感じ方が少し変わったのかもしれない。 子どもたちは、毎日の生活の中で自然を感じる時間がある。 私たち大人は日々の忙しさに圧倒され、自然の様々な顔を見ることを忘れがちなのかもしれない。 もったいないことをしているな、と感じた瞬
#帰り道#写真#花 帰り道に娘がいろいろな写真を撮っていたようです。 たんぽぽは素朴な花ですが、花から感じられる強さが私は好きです。 今は散ってしまった桜🌸 青空が澄みきっています。 気持ち良い日でしたね。 自宅の花壇から撮影したようです。 鮮やかなピンクの中に綺麗に黄色がマッチしています。 惹きつけられます。 鮮やかなお花の後は、少し地味ですが、柊の葉っぱです。 花だけではなく、葉っぱも撮影していました。 私は普段の仕事で外出がほとんどないため、写真から季節を感
#地域#安全#見守り#愛#子ども#感謝 いつも子どもたちの帰りを優しく見守りしてくださる方がいる。 かなり年配の女性でガーデニングが趣味の方である。 4月から中学3年になった長男が大きくなった今も変わらない。 『本当にかわいくてね。いつも挨拶してくれるからお菓子とかあげたくなってしまう。」 と言われた。 いつも、何かしらお菓子をいただいてくるのでお礼を伝えるためにお邪魔した時に言われた言葉。 昨日、久しぶりに長男から、 「いつものおばさんが、またお菓子あげるね、て
#ご縁#感謝#不思議 最近、様々な場面で『ご縁』を感じる。 全く違う職業の方、一見全く接点がなさそうな方、元々知り合いであっても疎遠になっていた方など。 私たちは普段は人と人が出会うのは当たり前のように感じるものだが、当たり前ではないのだ。 もし、数分でも数秒でもズレていたら出会っていないわけだから。 4月に入り職場でも新しい風が入ってきた。 人も動く。 新たな人間関係のスタートである。 また、どこかでご縁を感じることもあるだろう。 そんな時は、やはりご縁を大
#健康#運動#人間ドック 人間ドック、脳ドックが無事終わりホッとしています。 脳ドックは人生で2回目ですが、やはり緊張しました。 体重は予想通り、増加していましたね。 医師との面談がいつもあるのですが、 「年を取ると代謝が悪くなるから体重が増えるのは当たり前なんです。」 と言っていただき気持ちが楽になりました。 ただ、続きがあって、 「体重を増やさないためには筋トレすると体が目覚めるから、筋トレや運動をするといいですね。」 とお話がありました。 とっても優しく丁寧
#人間ドック#健康#食事 明日は前に書いたように、人間ドックである。 21時以降は食事を摂ることができないため、早めにご飯を食べた。 人間は不思議である。 普段ならご夕飯食べてさえいれば、そんなにそれ以外のものを食べないと思わないが、食べちゃダメというように、「ダメ」と言われると食べたくて仕方ない。 だから、美味しそうなご飯の絵をギャラリーから選択した。 見ているだけで幸せになる絵だなぁとおもって。 益々食べなくなりそう… とにもかくにも、明日のために早く寝てそなえ
#転勤#別れ#出会い#友達#学校 3月ももう終わり4月。 この季節は転勤、転職、卒業、入学など、人の移り変わりが激しい。 私の中で封印していたのか、遠い過去の記憶で忘れていたことがあった。 それは、転勤族で『転校』が多かったこと。 忘れていたようで忘れていなかったのか不思議な感覚である。 最近、何かで読んだのが、昔やっていたこと、好きなことを仕事にすると良いと書いてあったため、振り返ってみた。 振り返りをしたら、私は転校をたくさんしたなぁと思い出にたどり着いた。
#別れ#旅立ち#思い出#中学#自立#成長 以前のnoteで長男の友達が夢の実現のため、転校するお話を書きました。3月12日『夢にむかって』でご紹介した内容です。 長男は、そのお友達と仲良しの友達数名で、昨日遊園地に出かけました。 普段は学校とプライベートをしっかり区別していて、休日に友達と出かけることは滅多にありません。 私の中で、そろそろ自立させないといけないと思っていたので、このお出かけは本当によいきっかけになりました。 まずは、普段車に乗ることが多いので公共交通
#絵本#読み聞かせ#1年生#育児#親子#絆 しょうがく1ねんせいになった けんたくん あたらしいランドセルは まだまだおもいけれど すこしだけ おにいさんになれたみたいで なんだか うれしい でも ふとそらをみあげると いつもの なきむし けんたくんに もどってしまう ようちえんいきたいな ピピにあいたいなぁ げつようびと かようびは しょうがっこう すいようびと もくようびは ようちえん こんなふうにできたらいいのになぁ そらにうかぶくもが あまりに
#健康#人間ドック#ダイエット#成績 毎年4月頃に行う人間ドック。 コロナ禍で日程が延期になったこともあったが、私の中ではいつも4月と決めている。 何故かと言うと、クリスマス、お正月が落ち着き、ゴールデンウィーク前というタイミングなら、万が一体重が増えても挽回できるから。 それが、今回はダイエットせずに臨むことに… コロナ禍で食べたいものは食べよう。コロナ禍で自由がきかないんだから、仕方ないよなぁ、自分へのご褒美と称して、食べ続けてしまった。 意思が弱いだけなんだが…
#子育て#親子#振り返り#学び noteを始めてから、さまざまなことに気づいた 子育てはあっという間ということ 子育ては完璧が無理なこと 親育てかな?ということ 今やっと、自分の気持ちにゆとりができ、子どもとの時間を振り返ってみた時に、この何年かは本当に長いようで短かったような気がする。 そして、「子どもにとっての幸せ」を勝手に考えていたように、押しつけていたように思う。 最近の社会の流れでは、もちろん学歴も大切かもしれないが、個性、その人にしかできないスキルが
#絵本#読み聞かせ#算数#車#小学生#親子 「ただいま おかあさん」 げんきよく かえってきたのは くるまが だいすきな こうちゃん 「おかあさん なんばんめって おべんきょうが よくわからなかったんだ」 さっそく こうちゃんは わからなかったことを おかあさんに すなおに つたえた おかあさんは だいすきな こうちゃんのくるまを 3だい もってきて まえから あか あお きいろのじゅんに ならべた 「こうちゃん あかいろのくるまは 1ばんめだね」 「きいろの
#絵本#読み聞かせ#親子#絆#夢 はなちゃんは とってもげんきな おんなのこ いつも みんなと なかよく おしゃべり でも きょうは おともだちと ちょっとしたことで けんかしてしまった はやく なかなおり したいのに どうしても 『ごめんね』 がいえない まほうが つかえたら いいのにな そう おもいながら ベットのうえに ねころび しらないあいだに ねむっていた ゆめのなかで いつものように たのしく あそぶ じぶんのすがたをみていた やっぱり
#ありがとう#絵本#読み聞かせ#子ども#親子 #絆 ありがとうって すてきな ことば ほら あなたも いっしょに どうぞ ありがとうって たいせつな ことば あなたの きもち つたえましょ おともだちに たすけてもらったら ありがとうって いってごらん とっても しあわせな きもちになるよ おかあさんに ほめてもらったら ありがとうって いってごらん おかあさんの こころまで しあわせになるよ ありがとうって そんなことば ちょっぴり はずかしいけれど
#卒業式#小学校#成長#コロナ 娘の卒業式 昨日までの雨もあがり 今日の清々しい日を迎えることができた 本当にいろいろなことがあったなぁと 動画をみんなで振り返りながら 子どもたちより泣いている先生 子どもたちに最後のホームルームのお話をしようと 何回もチャレンジするものの あふれでる感情がいっぱいで話せない 若い男性の先生が最高学年で心配もしたけれど あれだけ涙する先生を目の当たりにして 子どもたちの心に寄り添ってくれた 良い先生に巡り会えたことに