【好きな事を仕事にする】の真相
突き抜けられない「90%」の人たち
「好きな事を仕事にしたい!」「でもどうやったら良いか分からない」僕がこれまで2000名以上のキャリア相談に乗ってきた中で、最も多かった相談です。これを諦めた人から、自分に向いてる仕事は?→やりたくない仕事ってなんだっけ?→まあ興味はないけれど、一旦やってみよう→本当にこれってやりたいことなの?という具合に、①理想を追い②悩み③妥協し④迷走するという、この4ステップでキャリアに対して皆諦めていく。社会全体の90%以上がこのように仕事に対して諦めてしまうわけです。
中途半端だと「大損」する
「一旦やってみよう」という気持ちが大切ですが、同じように、「続ける覚悟」と「辞める覚悟」も重要です。1番辛いのは中途半端にダラダラと続けてしまう事。例えば美大生。現代アートの市場は推定市場規模がおよそ280億円と言われています。その90%の売上が草間彌生氏や村上隆氏といった国内有名アーティストが占める事を踏まえると、無名アーティストの市場規模はわずか30億円未満となるわけです。そして美大を志望する年間受験者数はおよそ120万人(こちらは2016年のデータです)。この120万人で市場を分割すると、一人あたりにもらえる金額は、わずか2333円となります。つまり"圧倒的に食えない"のです。美大生のほとんどが食えない理由は、そもそも市場の規模の小ささなので、作品販売でどれだけ努力しても、この市場が大きくならない限り、難しすぎるというのが実態なんです。
好きな事が仕事になる「可能性」を捨てない
美味しそうな食事ばかりが載っているインスタアカウントは、僕個人で継続しています。「うまそうなものばかり食べていますね」というツッコミはありがたい。食事は月に朝・昼・晩の3食、30日で合計90食は食べるのが基本だが、載せている写真はごく一部。また普段からこんな重くてガッツリしたものばかり食べても"飽きる"ので、普段のお昼ご飯は、コンビニ・ファストフード万歳といった具合である。ガスト→ロッテリア→セブンプレミアム→すき屋→博多風龍なんてローテーションが好きで、毎回異なるガッツリ料理だけ食べていたらむしろ疲れてくる。ただとにかく、「継続」している。本当に都内の飲食店にここ数年で詳しくなった。すると何が起きるか。「相談をもらう機会が増える」これが非常に有難い。頼られる分、信頼残高が溜まるので、こちらから何か困ったときに相談しやすくなる。実際、今回たくさんの方々にプレスリリースを拡散頂いたが、間接的にこのインスタアカウントが生きている事は間違い無い。最初から好きな事で食べていける事を諦めて、とにかく周りに還元出来る形で継続する。普段週5で仕事していても、コツコツ継続出来ることはあるはずだ(僕だってそうなので)。
信頼残高を貯めてポジショニングする
先月初のプレスリリースで、旬速1位を獲得する事が出来た。良いね数も500弱と初にしては上出来だったのではないだろうか。多方面の方々に応援していて頂いて本当に嬉しい限りだが、その中で普段から僕のアカウントを見てお店選びをしている人たちは、少しでも返したいと思って、僕の応援の背中を押してくれたに違いない。返報生の法則は全人類共通であると信じています。
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