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最近の活動報告

大分更新が滞ってしまったこの頃。

環境に順応しすぎて日本にいたころの記憶も薄れつつあるからか、
日本とくらべれば全く忙しい訳ないのに、なんだか忙しいフリしたりして。
大分反省です。



9月くらいから前任のボランティアが作ってくれた関係性を使わせて頂きながら、
小学校での活動がようやく出来る様になり、
それまでのもやもやした期間からは脱して、
毎日やることがある!という嬉しさに包まれながら生活していました。


前任の方が一緒に活動をしていたインドネシア人に協力してもらいつつ
一緒に学校を訪問し、その人に進行を手伝ってもらいながら
環境に関する授業をしています。

環境教育隊員らしく、
小学校をメインに一日に1-2校を巡回、
まずは1校につき同じ生徒に対して3回の授業を行っていました。
ちょっとしたクイズとかゲーム的な要素も入れつつ、楽しみながらも学びに繋がるような、そんな内容を目指しながら。

途上国とは言えインドネシア、比較的多くの学校がプロジェクターを持っていて、それをお借りしつつ、
授業というよりは、語学力がまだまだなので作った資料を読んでいる感じ。
プロジェクターとか資料とか、そういうのを使えない環境で授業をしたり、人に何かを伝えたりしている他の隊員を本当にすごいと思う。
それはまだまだ出来そうにない。

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何校か回ると気づくんですよね、本当に学校によって生徒のレベルが違う。
レベルっていうのも理解力とか集中力とかだけじゃなく、
素直さとか統率感とか、そういうあいまいなものも含めて色々。
なんでこんなに差が出るんだろうってくらい。

厳しい先生が多いところは、やっぱり授業中そんなに騒がないし、
そうでもないところは収集がつかなくなることもある。
学校の周囲が貧しいような地域だと、どうしても集中力ない子が多かったり、
お金持ちが多い私立だと、脱いだ靴を日本のように揃えている生徒もいる。
(あくまでも個人的な所感ですが。)

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始まったばかりの頃は授業やる前結構ドキドキして
上手く喋れるか不安で、伝わってるのか分からなくて、
楽しんでくれてるのか分からなくて。
そんな学校ごとの色の違いを感じるのも興味深かったりして。


生徒に問いかけて答えてもらったりするんだけど、
その答えてくれたことが理解出来なかったり、
キラキラした目で日本のこと聞いてくれてるんだけど
その質問の内容が理解出来なかったりで、
毎回本当にごめんねって思いながら苦笑いとごまかしを繰り返し。



それでも良くも悪くもそれに段々と慣れて来て。



そうなってくるとね、人間って弱いね、ダメな部分が出てくる。



授業をさせてもらえるだけでありがたい。
何にもやることがなくて、一日中イスに座って何かをしているフリをしていた時から考えれば
やることがあるって本当にありがたくて、
インドネシアに来た意味を(自己満足かも知れないけど)感じられて少し安心出来たりしたのに。



それは分かってるんだけど、別の感情が現れる。
わがままが顔を出す。


ずーっとうるさかったり、
言葉間違ってるからって意地悪でこちらの意図をくみ取ろうとしない子とかに
ちゃんと注意したいんだけど、そういう時どう言えばいいのか分かんなくて
そんな状況にイライラしてくるようになった。



そしてそんなイライラしてる自分にも気付いた時には、
もっと謙虚に、今目の前にあるものや現状のありがたさを忘れずに大事にしないといけないなあと反省する。




「慣れる」って良いことも悪いこともある。


早く慣れたいとも思うけど、
慣れたら慣れたでそれが普通になる。
今あるものの大切さを忘れちゃう。
考えればいつもそうだったなあ。



最近はまた別のわがままが現れたんだけど、
その話はまた別の機会に。



物事が上手くいってない訳じゃない時って、あんまり文章書きたいと思わないんだよね。
何かを生み出すのは負の感情が必要みたい。
何だか具体性もないだらだらした話になってしまいました。

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