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~読書感想文は苦手だけれど #3~ 「さよなら ドビュッシー」 中山七里
読書感想文の苦手なTAKです、石巻からこんにちは。
今日の1冊は、中山七里さんのデビュー作。
「さよなら ドビュッシー」
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ピアニストを目指す16歳の少女が、ある日突然、火事により家族を亡くし、自身も全身に大火傷をおってしまう。
思うようには動かせなくなった身体。それでも彼女はピアノを弾き続ける。
魔法使いのようなピアノ教師の教えのもとで。
世界は悪意に満ち溢れている
悪意のある数々の言葉を浴びせられながらも、少女はピアノを弾き続ける。
読み始めて、しばらくして人が亡くなり、「あぁ、ミステリー小説だった」と思い出す、私。
火傷による身体でピアノを弾き続ける主人公の少女の指は数分しか持たない。
そんな少女の懸命な日々の努力を読みながら、途中でまた謎解きが出てきて「あぁ、ミステリー小説だった」と我にかえる、私。
そして、最後の結末を読んで「ミステリー小説って犯人は誰だろう?と考えながら読むのではないか?」そんな思いが湧いてきて、「私ってやっぱりバカなのかな?」と思ったBBAがここにおります。
実際、犯人が誰かと考える間もなく?読み入ってるんですけどね。
とにかく、一気に読みいってしまう本であったのは間違いありません。
なにも考えずに図書館で借りた本でしたが、シリーズと言うことで他の作品も読んでみたいなと思います。
そんな感じ。
Shalom!
TAK