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2024年夏の終わりの金沢ひとり旅(その6):金沢旅行の思い出あれこれ

2024年8月下旬、2泊3日で金沢に行ってきました。
う記憶が薄れかけている部分もありますが、その時の思い出を備忘録を兼ねた記録として書いてきましたが、今回が最終回です。



北陸新幹線の乗り心地

今回の金沢旅行では、往復とも北陸新幹線(かがやき)を利用。JR東日本の「えきねっと」で新幹線eチケットを購入しました(復路は30%オフで購入できました)。土日祝日など、混雑する日は早めに売り切れてしまうようですが、14日前までであれば30%オフで購入できる場合もあるので、新幹線を利用するのであれば、早目の新幹線eチケット購入がおすすめです。

新幹線eチケットにSuicaなどのICカードを紐づける手続きがありますが、便利です。
新幹線の改札をICカードで通ると確認用のメールが届きますが、自分が何時何分発の新幹線に乗り、座席がどこかを確認するため、スマホを握りしめながらの乗車になりました。

北陸新幹線はトンネルが多くて、頭痛持ちの私には少々きつかったです。トンネルの多さは、帰省で利用する東北新幹線・秋田新幹線でも同じくらいだと思いますが、こちらは大丈夫なので、慣れの問題化もしれません。


駅ビルは、ひとり旅に便利

北陸新幹線の改札口の正面、駅ビル(金沢百番街)内に観光案内所があります。観光案内のパンフレットやイベントのチラシ類がたくさんありました。

さまざまなパンフレットがありました。

もちろん、お土産売り場もあるので、新幹線に乗る前にお土産やお弁当などを購入するのにも良さそうです。

駅ビルで金沢グルメを気軽に楽しむこともできます。時間帯によっては行列ができている店もありましたが、どのお店も1人でも利用しやすいと思います。
おいしいお店をチェックして楽しむグルメな方は物足りないかもしれませんが、私は「おいしいものを気軽に食べることができれば……。」というタイプなので、駅ビル内のお店でも問題なしです。

金沢旅行2日目は、金沢城と兼六園を散策した後、金沢海みらい図書館を訪問したため、ランチには遅く、夕食には少し早いという中途半端な時間にお腹がすき、金沢百番街(あんと)内のお店を利用しました。
いろいろなお店があって悩んだ末、お寿司屋さんでお任せの握り寿司と地酒飲み比べセットを注文。東京にもお店があるようですが、金沢の新鮮な魚の寿司と地酒を堪能できたので、満足しています。

香辛料が苦手なので、ワサビは少なめ。刻みネギなども省略してもらったので、地味?
通常版は、映える盛りつけです。
金沢の日本酒3種を飲み比べ。大将におすすめを選んでもらいました。

お寿司と地酒で満足したのに、その後、駅ビル内にある「不室屋カフェ」でひと休み。(甘いものは別腹?)

焼麩と生麩を使った「不室屋パフェ」、見た目が美しいだけではなく、不思議な食感でおいしかったです。

見た目も美しい「不室屋パフェ」。
加賀棒茶(アイス)のセットにしました。


金沢市内はバスで移動

金沢では、バスを利用して移動しました。涼しかったら「少し歩こうかな?」と思う距離も、残暑の中では無理をしない方がよさそうと判断して、バスを利用しました。ただ、バス停でバスの到着を待つのも暑かった……。

金沢市内を運行している北陸鉄道バスで使えるICカードは、北陸鉄道のICカード乗車券「ICaアイカ」のみで、PASMOやSuicaは使えません。(JRバス系はPASMOやSuicaを使えるようですが。)
バスに乗る際に乗車券をとり、降りる時に料金を小銭で支払うという、以前は当たり前のことに最初は戸惑ってしまった私。東京での移動は、ICカードで済ませてしまうことが多いのですが、それがデフォルトになっていました。
降りる際に両替をしようとモタモタしていると、何となく気まずい雰囲気もあり、金沢滞在中は財布に小銭を常備するようにしていました。あるいは、早目に両替をしておいて、スムーズに降車できるようにしました。

土日祝日のみの運行にはなりますが、乗車料金一律100円で「金沢駅~近江町市場~香林坊~金沢21世紀美術館・兼六園」をまわる「まちバス」、金沢市中心部を巡回するコミュニティバス「金沢ふらっとバス」(料金は100円)も運行しています。
私は「金沢ふらっとバス」で「金沢工芸館・石川県立美術館」から「香林坊」までのルートを2回利用。「がんばれば歩ける距離」であっても、「暑い日だったので無理をしない」方を選びました。


金沢のソウルフード「ハントンライス」

金沢の情報を調べていて、目にした「ハントンライス」。私は知らなかったのですが、「金沢のソウルフード」で、全国的にも有名なB級グルメなのだそうです。

Wikipediaでは

ケチャップで味付けしたバターライスをオムライス状に薄焼き卵で包み、白身魚のフライをトッピングし、ケチャップソースとタルタルソースをかける。

Wikipedia「ハントンライス」

との説明がありますが、お店によってバリエーションがあるようです。
レシピ考案のヒントとなったハンガリー料理の「ハン」、フランス語でマグロの意味を持つ「トン」を合わせて「ハントン」という名前になったそうです。

宿泊先から歩いて行ける場所に1957年創業の洋食店・グリルオーツカがあったので、金沢旅行1日目、早目の夕食時に行ってみました。

看板がなければ見過ごしてしまいそうでしたが、無事に到着。すでに多くの人が来店していたようですが、あまり待たずに席に案内してもらえました
(1人だったので、カウンター席)。
注文は迷わず「ハントンライス」。メニュー表に「女性の方は小さいサイズがおすすめ」とあったので、お店の人に確認をして小にしましたが、かなりのボリュームです。

ハントンライス

「ハントンライス」はオムライスの上にフライがのった感じでしょうか?
グリルオーツカの「ハントンライス」は、カジキマグロのフライ2個と小海老フライ2個がのり、ケチャップとタルタルソースがかかっています。

プチサラダには、特製ドレッシングがかかっています。

一緒に注文したサラダは、昭和のサラダ風?創業以来変わらない味という特製ドレッシングが懐かしい味で、おいしかったです。


金沢は素敵な街でした

今回の2泊3日の金沢旅行は、「石川県立図書館に行く」ことを目的にしました。石川県立図書館を訪問して、話題の図書館として紹介される理由がわかりました。現在の図書館のトレンドが詰まっています。

その代わり、金沢の観光ガイドに紹介されるスポットには行っていません。
金沢城公園はじっくり散策すると面白そうですし、その時は、成巽閣も再訪したいと思っています。もちろん、石川県立図書館にも。

金沢、とても素敵な街でした。絶対に再訪します。



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