SDGsは、本やドラマで学ぶことができる
最近、よく見聞きする「SDGs」という言葉、環境問題や貧困、格差といった問題があり、ちょっと難しそうと思っていませんか?
私も、すごく難しいイメージがあって、ちょっと避けていました。
SDGsをテーマにした本を読んでも理解ができないことも多く、勉強しなければならないのに、やっぱり無理と…。
意外なことから、SDGsについて学べると気づきました。
例えば、小説やテレビドラマ、SDGsを意図しているわけではないけれど、17の目標と関わりがあることも多いのです。
SDGsの集大成といえるのが、朝ドラの『おかえりモネ』
毎日、見ている朝ドラがここまでSDGsについて描くとは思っていませんでした。
今回の台風14号も、ドラマとリアルがごっちゃになっている所がありましたよね。
『おかえりモネ』は、ざっくり言うと主人公が気象予報士になって地元の役に立つという物語です。
気象がテーマになっていますが、取り扱っている題材は、SDGsの目標を網羅しているのでは、感じています。
特に莉子ちゃんや高村さんのセリフは、刺さる人もいるのではないでしょうか?
また、モネが暮らす汐見湯のシーンは、誰も取り残さないというSDGsの最大課題を描いていると思います。
『おかえりモネ』は、意識しなくてもSDGsについて学べる作品だといえます。
古内一絵さんの作品は、SDGsについて学ぶのに最適
全作品は読んでいないのですが、デビュー作の『銀色のマーメイド』や代表作の『マカン・マラン』シリーズというようにLGBTQや女性の社会進出について描いています。
映画会社を舞台にした『キネマトグラフィカ』は、結構ドキッとするセリフもあって、今の社会を象徴した作品のように思います。
また、老舗ホテルのアフタヌーンティーをテーマにした『最高のアフタヌーンティーの作り方』も、女性を取り巻く環境について書いた作品です。
SDGsの目標のひとつが、差別や格差がない社会。
5番目に入っている「ジェンダーの平等を実現しよう」は、男女平等だけではないということ。
男女間の格差をなくすことはもちろんだけれど、性的思考についても認め合う社会を求められているのではないでしょうか?
小説というのは、社会の縮図を書いていることも多いので、世の中で何が起きているかを知るきっかけにもなります。
SDGsは身近な所から学べる
本やドラマは、意識しなくてもSDGsの関することが散りばめられています。
専門的な本ではわからないことも、小説やドラマになることで理解が深められることもありますよね。
もちろん、SDGsについて興味を持ったら実践していくのが大事ですが、まずはどんなテーマでも知ることが大切だといえます。
日常生活でできることから始めていくことが、SDGsへの向き合い方だと思います。
残念な話だけれど、私の頭でっかちなSDGsの話