違うんだけどなぁ。
道を歩いていて、前方に小さめのカラスがぴょんぴょんしていました。
恐らく、どこかを痛めていて上手く飛び上がれない様子。
ちょっとだけ近寄ると「ケーーッ」と威嚇されました。
チラっと見た感じだと、どこが悪いかわかりませんが、びっこを引いているので痛そうで可哀そうだな、と。
通り過ぎて少しすると「カーー」っと、ひと鳴き聞こえるや否やで、右の肩をカラスが掠めて飛んできました。
「うわッ」と驚くと、掠めたカラスが前方の高いところから睨みをきかせてきます。
どうも、「子ガラスをイジメた」と思われたようです。
マズイなぁと思っていると、シャーーーっと右の後頭部横を別のカラスが掠めてきて、髪がザザーっと。
「うわわわっ」と早足で通り過ぎました。
上空では「カー、カーッ」と仲間カラスが威嚇してます。
何とかできそうなら子ガラスの困ったことから助けてあげたかったのですが、見つからなかったんだけどな。。
その様子が「イジメた」とインプットされて威嚇されるとは・・・
自分は前に後頭部を思いっきり突かれているオッサンを見たことがあります。自分も一回目に掠められたとき、オッサンの様子がパっと頭をよぎりました。で、こりゃヤバいなっと。
あの太いくちばしが上空から急降下で頭に当たるなんて、ヒッチコックの「鳥」リアル版です。
いまは子育ての季節で、親カラスも神経質になっていると思われます。
皆さんも似たような状況で小さなカラスが困っていたら、可哀そうだけどちょっと離れて、避けて通り過ぎることをオススメします。
自分はたまたまケガはありませんでしたが、先のオッサンは多分頭が切れていたと思いますから。。
助けてあげても勘違いされる可能性があるので、鳥の扱いに慣れた方以外は、速やかにその場を去ることをオススメ致します!!
優しくしても残念ながらお礼は「血祭り」になるかもしれず、、です。
全部が全部「血祭り」じゃないかもしれませんが。。
しかし、驚いたし、怖ったです。
子ガラス、あの後に無事だったら良いけどね。
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