急がば直球。他力本願、使ってナンボ!
またも助っ人バイト先のお話。
バイト先の管理ソフトがバージョンアップすることになって、基幹ソフトのデータ移行がありました。
何だかんだで無事に移行出来たので、ぼちぼちと入力作業をやっています。
バージョンアップに伴って基本的な仕様が微妙に違うことが多々ありますが、移行作業後の約2か月後の今。自分は試行錯誤の結果、旧仕様時に近い感じまで作業スピードを戻せています。
概ね問題無く使っているのですが、1個だけ難題が。
その日に入力したデータをプリントアウトしないといけないのですが、これが旧仕様だと、入力した伝票ごとに1枚から相当数まで入力分がほぼワンステップで出力されていました。
新仕様だとその「ほぼワンステップ」アイコンが無い・・・。
約2か月通っているなら、匹敵する仕様を見つけられるであろう。
そう思うところですが、自分は毎日の通いでは無く、繁忙期の7月・8月以外は大体月に3回くらいの出勤で、13時過ぎくらいから17時半過ぎくらいの就業時間で1か月分のデータ作成を仕上げないといけません。
依頼の入力作業以外に「う~ん、こうかな? いや、こうかしら?」なんて悠長に「仕様探し」に没頭出来る時間がありません。
仕方なく入力都度でプリントアウトするといった、ストレス過多なやり方でこなしていました。
しかし!!
いい加減この無駄な時間にイライラが増して来たので、ここは一発・・
「サポセンに問い合わせの術」
心の中で問い合わせ内容をイメトレしつつ、電話。
「はい、こちら〇〇サポートセンターです。」
やや力の抜けた、更に付け加えると空気を多めに吐き出すような脱力口調には聞き覚えがありました。
そうです、前回の移行作業の問い合わせの時の、残念なおにーさん。。
・・・マズイ。
しかし、今回はそんなに難しい質問では無い。
「以前は出来たことを、今回も近い形でやりたいのです!!」その思いを端的に説明しました。
するとあの地獄の返答。
「少々お待ちください。確認致します。」
おいおーい!! チミがサポートしてくれるんでないのかい??
数分待っていると「お客様??」と云った「もしもし?」では無い、自分としては斬新だなと思う問いかけから始まります。多分、待たせ過ぎな時は電話を切られていないか、または保留状態にしていないかの確認と思われ。。
「はいはい!」
「お待たせ致しました。」
こんなやり取りを数回続ける感じで、少しずつ核心に近づいて行きました。
最後の詰めっぽいところまで来て「少々お待ちください。」が出た時の先方の保留音を聞いている時でした。
自分でポチポチとチェックボックスのチェックを入れたり外したりでプレビューを見ていたら「大当たり」を発見!!
「出来たぁぁぁ!!」と小さく呟いていると、おにーさんが「お客様??」と戻って来ました。
「〇〇のところのチェックボックスにチェックを入れたら出来ました。お忙しいところすいません、有難う御座いました!」と、おにーさんが何か言う前に矢継ぎ早に話すと、おにーさんは何か違うことを言おうとしている気配がありましたが、「あっ、さようでしたか。では、お問い合わせ有難う御座いました。」とのこと。
おいっ!!
電話をかけてから、確か10分弱くらい。
「ほぼワンステップ」をゲットだぜ!
おにーさんはヒントをたくさんくれたので、辿り着けました。
確かに自分でコツコツと探せないところに「ほぼワンステップ」はありました。
わかりやすいところに置いて欲しかったけど、仕方なし。。
しかし・・・
ありがとう! おにーさん!!
お礼は大事!!
急がば回れならぬ、急がば直球ズドーンと電話イッパツでした。
使える他力本願は使ってナンボ。
ああ、これで来週から相当ストレス回避だあああ、ひゃっほーう!!