楽しいドライブ。 小田原狭い範囲編
最初は山梨にほうとうを食べに行こうと思っていたのです。
ですが、友人の「小田原の海が見たい」に心が激しく揺れました。
なぜなら自分はニューレディの肉乃小路ニクヨさんが好きで、よくニクヨさんのYoutubeチャンネルを見ています。
その中でニクヨさんが「小田原の海が好き」と散策している様子がありました。
なので決まりです。
颯爽と友人宅へ車で馳せ参じます。
以前友人が「最近本を読んでいない」と言っていたので、本棚から愉快なものから凄惨な復讐ものまで、4冊チョイスして持参。
「あー、読んだこと無い!」と友人に喜ばれ、ニヤっとしながら小田原へレツゴー!
まずは小田原城へ。
お城近くの駐車場はどこも満車となっていたため、ちょっと離れた駐車場に止めます。
駐車場の看板があまり見たことの無いデザインだったので、周りの様子をふわっと覚えていればお城に行っても戻って来れます。(きっと)
ですが、小田原に到着した途端に腹減りでひもじい気持ちの二人。
特にお店を選ぶこと無く、駐車場から5メートルくらいのお蕎麦屋さんに吸い込まれました。
お品書きを見ると、思ったよりも弾んだお値段。
若干ハラハラしながら、和豚もち豚かつ丼をチョイス。
しかし運ばれてきたのは「とんかつそば」。
オーダーの段階で違っていたようですが、とんかつが入っていれば良しとしてそのまま頂くことに。
空腹に染み入る濃い目のおつゆ、そして脂身が甘いナイスなとんかつ。
全く冷めない熱々っぷりは凄かったです。
他の方が注文していた天せいろが素敵だったので、ケチらずに挑むべきでした。
次に小田原に出掛けた際には、席に座った途端に「上天せいろ!!」とスっと言える大人を見せたいです。
お腹が満足して小田原城へ向かいます。
先に報徳二宮神社へお伺い。
うっかり側道から入ってしまいましたが、ちょうど結婚式に遭遇。
先日の根津神社で叩きつけられたタオルをゲットしたことと言い、良いことが続きます。
新郎新婦と他の皆さんが本殿に入られた後で、友人と参拝。
おみくじを引いたところ、小吉をゲット。
良い事と微妙な事がない交ぜとなっていて、良いことだけ記憶することにして(ご都合主義)境内に括りつけさせて頂こうと思いましたが、適当な場所が見当たらず。
今度どこぞの神社仏閣へ出向いた際に、古札コーナーへ「これも宜しくお願いします」と託すことにして持ち帰ります。
そして隣り合う小田原城へ。
梅がたくさん咲いていて、小田原城の横にあった一本だけある河津桜は満開。
インド?からと思われる旅行者の女の子がお姫様の扮装をしていて、とっても可愛かったです。
つい指を差してしまいましたが「かわいい!!」っと声に出してしまい、親御さんにニッコリされました。
指差しは大変失礼致しました・・
そして今回のイチオシの場所、海へ向かいます。
車で行こうかと思いましたが、友人が歩いて行ける距離だと主張するため、信じてブラブラ歩いて向かいました。
確かに腹ごなしにちょうどよい距離感で海に到着。
砂では無く、砂利の浜。
そして冬の海は水が綺麗で、地元の方の尽力かゴミも殆ど見当たらず。
しばらく佇み黄昏ました。
湘南の海はサザンが似合いますが、曇天だったせいか小田原の海は演歌が似合うと思いました。
自分がトレンチコートを着ていたら、間違い無く襟を立てて遠い目で海を見つめていたことでしょう。
ロングダウンコートを着ていたので、全く寒さは感じませんでしたが。
イイ感じに撮れたので得意気に連投。
少しだけ浜辺を歩き、円を描くように石を置いている女性二人組を見かけて「ミステリーサークルを作っているわ」と小声で噂しながら車へ戻ります。
途中で小田原に来る度に美味しそうと思いつつ、見るだけだった和菓子をゲッツ。
帰りは車のナビちゃんにとんでもない案内をされてえらいことになりましたが、事故も無く友人を送り届け、自分も無事に帰宅出来ました。
帰宅途中で美味しい魚が盛りだくさんの「角上魚類」で夕飯を購入。
小田原の極狭い範囲だけ練り歩きましたが、観光もグルメも黄昏も満喫出来ました。
ロマンスカーに乗ることが憧れなので、今度は飲みもオッケーな小田原散策をしたいです♪