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まさかのプティ・コンプリート☆ ~ 舞踏 大駱駝艦・天賦典式 脳-BRAIN- ~

何が何だか分からないけど、何だか足を運んでしまう謎の魅力に憑りつかれた感があり、気が付けばチケットをポチっとしておりました♪



今回の舞踏は宇宙三部作と麿さんが仰る「ダークマター」「おわり・はじまり」「脳」のラストに位置付けられているようです。

「おわり・はじまり」は「おわり」と「はじまり」が別々の2本だったりするのですが、ふと気付くと自分は「ダークマター」「はじまり」「脳」と観賞し、プティ・コンプリートを果たしておりました♪


今回もいそいそと世田谷パブリックシアターへ出向きました。

そして座席が前回に続くまさかの2列目♪

客席は海外の方が割と多めで、年齢層も20代辺りから70代辺りまで満遍なく、男女も同じくらいの割合で偏りが無い幅広い人気を感じました。

入り口で頂いた機関誌をじっくり読みながら開演を待ちます。
機関誌は本当は有償なんですが、配布して下さる太っ腹っぷりが嬉しいところ。

ニコレッタさん、ここから先は観劇後に読んでおくんなまし!
(業務連絡)



気が付けば客席がほぼ埋まり、スルスルスル~っと場内が暗くなり始めます。

幕の上がった舞台では、ポールダンスのポールみたいな銀色の棒が天井から吊るされており、棒によっては脳内のニューロンを思わせる銀色のものが上部にくっついています。
神経伝達物質のシナプスを感じさせる粒々や、体内の細胞の躍動を思わせる照明がシュパパパパ~っと当たっています。
キャストの方々の衣装は体の白塗りに真っ白な衣装、そこに血管や神経と思われるロープが張り付いていて、麿さんだけ頭頂部にカラフルなニューロンが張り付いています。

「をどり」は、麿さんの“脳内”をキャストの皆さんで体現しています。
説明は・・・、うぅぅむぅぅ・・・。
ただ、今回はキャストの皆さんで歌うシーンがあり新鮮に思いました。

さらにキャストの方々が単体で「神社」とか「お風呂」とか発するシーンがありました。その単語は特に繋がりがあるようで、無さそうで。
麿さんは「天ぷら」と仰っていたので、帰りに「てんや」に寄られたかもしれません(笑)
ひょっとしたらキャストの方々の思い付きかもしれません、なんてったって「脳」だから。

機関誌で「場面表題」を読んでいたので、今見ているこの「をどり」はあのシーンなのね・・と思いつつ理解に努めますが、相変わらず殆んど分からず(笑)
きっと分からなくて良いはずなので、ふんわりと、社会風刺かも・・とか、体は今スポーツとか芸術とかを楽しんでいるんだろうなとか、あくまでふんわりと感じ取るのがベストかと思いました。

ただ、喜怒哀楽を感じる場面があったので、ほんのちょっとだけ大駱駝艦に近づけた気がします☆
途中、自分の隣の席のヤングレディが盛大に船を漕ぎまくっており、ヤングレディの「脳」は今眠って良し!!としているのね、なんて思いを馳せたり。

「をどり」っぱなしの1時間半。
公演後、麿さんだけソロで「をど」られるサービスタイムがあり、81歳の気合を目の当たりにしました。
こんなバリバリの躍動感は、同い年の自分の両親からは全く感じません。
めちゃめちゃ動ける麿さんカッチョイイです!!!


帰宅時、22時過ぎているのにMy脳が激しく空腹をアピールするため、オリジンで油淋鶏弁当を買って食べました。
あ、「天ぷら」を食べて麿さんとシンクロすべきだったなぁ!!!

また来年の公演が楽しみです☆
「何を書いているのか分からない」と感じた、そこの貴方!!
足をお運びになられては如何でしょうか♪

夜に食べるにはヘビーだったお弁当。
美味しかったでぇっす☆



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