【読書】 付箋を貼らないと! ~ わたしの、本のある日々 小林聡美 ~
大好きな俳優のおひとり、小林聡美さん。
あまり芸能人の方が書かれた本は読まないのですが、さとちゃん(好きなので愛称で)のエッセイは、その人となりや目線が愉快なので刊行されると買いに走ります。
こちらの本はさとちゃんの「読書感想エッセイ」となっています。
本のジャンルは多岐に渡り、さとちゃんが習い事をしている時期だったり、撮影や舞台に挑んでいる時期だったり、大学に通っている時期のことも並行して書かれていて、さとちゃんの日常もちらちらっと楽しませてくれます。
さとちゃんはアクティブなので、海外にパパっと出掛けるし、山に行ったりし、本がそこへお供しています。
そして連載していた週刊紙から「これを読んで」と提示されている訳でもなく、良い意味でテキトーに選んだ本の数々。
自分が読んだことのある本は殆んど無くて、読もうと思っていたけど手に取らなかった本、全然触手が動かないジャンルが、さとちゃんの愉快な感想によって俄然「あら、これ読もうかしら・・」へ変換されます。
週刊紙連載なので一編が大体3~4頁で、サラサラっと読めるのも良い所だと思います。
最後に酒井順子さんとさとちゃんの対談もあります。
自分にとっては「やっぱり猫が好き」のきみちゃん20代、かもめ食堂のサチエさん40代がかなり印象の強いところですが、今年で実年齢は還暦だそうです。
自分は来年50代デビューなので、さとちゃんの好きなものごとの変遷にうんうん頷かずにおられません。
最近、本を結構買ってしまったし、図書館に予約を入れて待っている本もありますが、「わたしの、本のある日々」で「これは!!」っと思った本を改めてチェックし直して付箋を貼って行こうと思います。
実際に手に取ることがあるか予定は未定ですが、まぁ、それもひとつのお楽しみとして♪
自分で読まない本・選ばない本に興味津々となること請け合い。
そして、表紙で鳩サブレを食べたくなります(笑)