【読書】 ユーミンで食っていくユーミソ。 ~ 私のテレビ日記 清水ミチコ ~
みんな大好き「国民の伯母」こと清水のミッチャン。
「TV Bros.」という雑誌に1992年から28年も連載していたエッセイ集です。
残念ながら紙の雑誌媒体としては2020年に定期刊行が終了したことに伴い、ミッチャンの連載も終了となりました。
こちらの連載は「私の10年日記」「主婦と演芸」、そしてこちらの「私のテレビ日記」として3冊文庫化しています。
ミッチャンの普段のお話や仕事場での出来事、素敵な交遊録がテレビやラジオでお馴染みの愉快な語り口調で書かれています。
芸歴の長さを感じさせないフランクさと、おおらかさ。
重箱の隅をニヤニヤしながら突いたり、小心者が全面に出たりなど、ステキなミッチャンがそこかしこ。
自分は「ラジオ ビバリー昼ズ」を毎週楽しみに聴いているのですが、そこで時折全く磨かれてないモノマネがポンっと出現するのですが、このモノマネが毎週毎週ブラッシュアップされ、あげくに年始の武道館ライブで大爆笑となったりします。
その辺りも本に書かれていて、「あ、知ってる、知ってる、ムホホ」っと嬉しくなります。
自分はテレビを見ないのでテレビネタは分かりませんが、そんなことは気にする必要が無く楽しく読めます。
モノマネをする本人からも愛されている様が伝わり、ミッチャンの素晴らしさがガッチリ分かります。
特にユーミンからは山田邦子さんのモノマネと比べられて「山田邦子からは愛を感じるが、清水ミチコからは毒を感じる」と当初言われていたのに、今やユーミン出演イベントにゲストでミッチャンが呼ばれるまでに♪
Youtubeも相当楽しいですし、ラジオも相当楽しく、文字でも楽しませてくれるミッチャンが大好きです。
ここ数年は抽選に当選出来ているので、武道館ライブに足を運んでいます。
先日は本家ユーミンのコンサートへ行きましたが、道中はこちらの本を読みながら行き来していたので、なんだかニヤニヤしていました。
コンサート最中も油断をするとミッチャンの「ユーミソ」が脳内に降臨するほどに・・。
黒柳徹子さんや大竹しのぶさんなどの大物芸能人から、「夢で逢えたら」からの長いお付き合い、夏の風物詩「野沢直子さん」との楽しいやり取り、女芸人の皆さんから慕われている様から人望の厚さを感じます。
ぜひ、ラジオを試しに聴いてみて下さい。
そしてYoutubeを見て、武道館ライブへ行きましょう。
で、本を読んでミッチャンに貢献しましょう☆
ユーミンがユーミソに見えてしまう瞬間かも!!