そして、来ました!! ~ 薬師丸ひろ子 Concert Tour 2023 〜愛しい人〜 ~
去年の今頃、渋谷オーチャードホールの2階席から熱い思いでひろ子を見つめていました。(親しみを込めて呼び捨て)
そして、ひろ子からの「来年もまたこの場所でお会い出来たら・・」を真に受けて、場所は違えど知人を誘って、ひろ子に会いに行きました。国際フォーラムホールAへ!!!
1階席の21列目でしたが、ひろ子の表情がしっかり拝める良席に、知人からは「凄いーー!!」と感謝の言葉が発射されました。世は満足じゃ。
2階客席は1階からは見えませんでしたが、1階席は満席。
ずっとひろ子を応援し続けて来たであろう方々で、静かな熱気がムンムンに御座いました。
ここから感想とセットリストを順不同かもしれませんが、記載します。これからコンサートに足を運ばれる方は、後日お読み頂けましたら幸いです!
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静かに場内が暗くなり、舞台上にドラムの方が登場し、ソロでカッコイイ演奏をスタートさせ、ギターやヴァイオリンなど他の奏者さんも徐々に出揃ったところで、いきなり「セーラー服と機関銃」にてスタート!!!
ハロウィンの季節だったせいか、かぼちゃ的なオレンジの衣装がプリティなひろ子の登場で、場内の熱気がブワっと上がり、自然と手拍子が始まります。
「こ~のま~ま~、何時間で~も~♪」
「いる、いるわ、ここにッ!!!」っと、頼まれていない熱い思いが込み上がります。
会場も温まるままに去年発売されたアルバムから1曲歌唱され、この感じで2曲か3曲歌うとひろ子の給水タイム&お茶目トークという流れでした。
第一部の途中の曲目に「語りつぐ愛に」があり、ひろ子が「わたしは出演したことが無いのですが、2時間サスペンスドラマに使って頂きました」と紹介してから歌唱されたのですが、この曲の演出が「火サス」っぽい照明で、耳からはひろ子、脳内では片平なぎさ、山村紅葉、古手川祐子が次々と東尋坊的な崖で、丁々発止を繰り広げるシーンが流れました。素晴らしい演出に心躍りました。
さらに給水タイムの際、ひろ子のお友達がコンサートへ訪れた時に述べた感想として「ひろ子ちゃん偉いわね、2時間立っていられるなんて」と言われ、「褒めるの、そこ?と思いました」のエピソードも、プティおばちゃんネタで心打たれました。会場のそこかしこから「ブッ」「アハハ」と聞こえ、自分も「んふふ」っと笑いました。
そして、20分ほどの休憩を挟んで第二部。
過去のシングル曲のB面メドレーからスタート。
これは残念ながら知らない曲でしたが、ひろ子の耳に馴染む声にウットリして聴けました。
続く映画主題歌メドレーが神でした。
探偵物語 ~ メインテーマ ~ Wの悲劇
自分はセーラー服とWが聞けるだけでも満足派ですが、しびれるメドレー選曲で手を合わせて拝みそうになりました。
拍手が揉み手気味だったかもしれません。
そして「元気を出して」。
この頃には座りっぱなしのせいで、ヤングな頃にスノーボードで痛めた尾てい骨に鈍い痛みがありましたが「あなたの小さなミステイク、いつか思い出にかわる~♪」のくだりで「ええ、変わりましたとも!」と心で相槌を打ち、「人生はあなたが思うほど悪くない、早く元気出して、あの笑顔を見せて~♪」にて、最高の笑顔でひろ子に拍手を送りました。
尾てい骨の痛みが軽度になる歌声を貼っておきます。
皆さまの多少の痛みは軽減されることでしょう。(怪しいとか聞こえない)
コンサートは終了と告げられたとき、会場のどなたかが「エーー!!」と声を上げても「ご不満もあると思いますが・・」と申し訳無さそうにお返事するひろ子。それに笑う会場の素晴らしいキャッチアンドリリース。
一旦、場内は暗くなりなりますが、鳴りやまないアンコールの拍手により、ひろ子は普段着風、オケの皆さんはコンサートTシャツにて再登場。
ここで、ひろ子が「しつこいと思いますが・・」と「謙虚且つ上品な押売り」のさりげない物販案内で、会場にまた温かい笑いが起こります。
アンコール曲を2曲歌い上げてくれて、心地良いままにコンサートは終演となりました。
帰りに知人と飲み屋で「良いコンサートでしたねぇ」と頷き合い、幸せな時間を過ごせました。
来年の1月下旬に新アルバムが出るとのこと。
「潮騒のメモリー」も嫌がらずにしっかりと歌い上げてくれる、ひろ子。
当時の歌唱のままに歌ってくれる、ひろ子。
素晴らしいサービス精神と2時間立ちっぱなしでも笑顔でいてくれる姿を、また揉み手で拝みに行きたいと思います。
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