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#3 別れはつらいよ。それでも、応援しています。徳田さんとの別れに寄せて。

出会いの数だけ別れがある、なんてよく言ったもので、生きていればたくさんの別れに遭遇する。

別れ方は様々で、「また明日」な別れもあれば、死別もあるし、もう会えないかもしれない別れもあれば、またどこかで会えるかもしれない別れもある。

ぼくは自分が所属する、好きなコミュニティへの帰属意識が比較的強い方だと思う。底上げ、カタリバ、cotree。ぼくが好きで所属していたコミュニティには、強い愛を感じていた。信頼もしていた。

だからこそ、そのコミュニティから人が離れてしまうのが、とても辛い。どう送り出したらいいかわからない。

その辛さは、信頼していた場が崩れてしまうかもしれない不安や、なんだか裏切られたような悲しさ、そして意志を持ってそこを離れる人を素直に応援できない自分への失望など、色々な気持ちが混ざり合っている。

それでも今までは、その辛さを表現することは誠実ではないと思って、応援する気持ちを伝えることが多かったように思う。

7月いっぱいで、大好きな徳田さんがcotreeから退職した。伝わっていたかどうかわからないけれど、ぼくは徳田さんが大好きだった。

だから、別れが辛い気持ちを素直に徳田さんにぶつけてみた。でも深刻なトーンで伝えるのはなんだか恥ずかしくて、笑いながら「寂しいんですよ」「ふてくされます」と伝えてみた。

徳田さんは、なんだか不思議な表情で一緒に笑ってくれた。

辛い気持ちを伝えてみてわかったのは、別にそれによって何かが変わるわけではない、ということだ。伝えたからと言って徳田さんは決意を変えるわけじゃないし、ぼくもそれは望んでない。ただ、「伝えた」という事実だけが残る。

でもその事実のおかげでぼくは、「辛い気持ちは伝えたし、応援するか」という気持ちに少しだけなれた。(まだ寂しさはあるから100%の気持ちで応援することはできないし、自分のそんなところも大事にしたいと思う)

うん、徳田さんを応援したい。応援する。

ただ言葉で応援するだけでなく、行動でも応援したら、徳田さんに関わる機会も増えるから寂しくないし、一石二鳥なのでは?と思った。

というわけで、「徳田さんをこれからも応援していきます」という所信表明をここに宣言して、終わります。

毎日noteチャレンジ3日目

書きながら聞いていた曲。

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なかむら
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