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【おすすめの書】キリスト教は邪教です!の重要ポイント①

ニーチェは130年も前に私たちに
キリスト教のヤバさを伝えてくれていました。
私たちはニーチェが警鐘を鳴らしてくれていることに
全くと言っていいほど気付くことができず、
支配者や走狗などに騙され続けてきました。

キリスト教は一神教で最終的に戦争に辿り着いてしまう
危険極まりない害悪な宗教です。
この本はある程度、キリスト教のヤバさを知っていただくために
読んでいただきたい一冊です。

この本の中から重要だと思ったポイントを
紹介させていただきたいと思います。

訳者から――本来の神の姿をゆがめたキリスト教

キリスト教なんて自分とは関係ない、どうでもいい、
という方がほとんどだと思います。

それもそのはず、わが国のキリスト教信者は
人口のわずか1パーセント程度。
キリスト教が国教になっている欧米諸国はともかく、
お隣韓国(24パーセント)やフィリピン(93パーセント)
などのアジアの国々と比べても、はるかに少ない数字です。

ふつうの日本人がキリスト教を意識するのは、
クリスマスイブか洋風結婚式のときくらい。
それも「イベントにかこつけて大騒ぎしたい」
「オシャレな教会でウエディングドレスを着たい」
からであって、本気でイエスに祈りを捧げているわけではありません。

かと言ってキリスト教は嫌われてもいない。

「イスラム原理主義みたいにテロを起こすわけでもないし、
どこかの団体みたいに強引な勧誘をするわけでもない。
どちらかというと温和でソフトなイメージがあるよね」
と、なんとなく好意的に世間に受け止められています。

多くの日本人にとってキリスト教は
「なんかよさげに見えるけど、ふだん意識することのない」
宗教であると言っていいでしょう。

しかし、本当に私たちとキリスト教は関係ないのか。
どうでもいのか。

「どうでもよくない」と言ったのがドイツの哲学者ニーチェです。

なぜなら、自分の立場がどうであれ、
世の中の仕組みはすでにキリスト教によって
できあがってしまっているからです。
キリスト教は世界最大の宗教であり、
信者の数は約20億人。
つまり世界の人口の3割以上がキリスト教徒なのです。

私たちは無意識のうちに、キリスト教的な考え方、
行動パターンに巻き込まれている。
宗教というのははっきりした形をとらなくても、
政治思想や哲学などに姿を変えて、
キリスト教はじわじわと世界中に広がっている」
とニーチェは言います。

そういう意味では、もしかしたら
日本人のほとんどが「キリスト教徒」なのかもしれません。

ですから、キリスト教について考えることは、
世界について考えること、日本について考えること、
そして自分自身について考えること、につながるのです。

さて、問題はキリスト教がどんな宗教なのかです。

もしキリスト教がよくない宗教なら、
当然その悪影響は大きいわけですから。

二-チェは「神は死んだ」と言いました。

しかし、実は彼は神の存在を否定したわけではありません。

本来の神の姿をゆがめたキリスト教の「神」という言葉に、
すでに人間のような形をしたキリスト教の
神のイメージが重なってしまっているからです。

「神」とは、そういうものではありません。

そこが本書のポイントです。

ニーチェは危険な思想家です。

キリスト教の本拠地で「王様は裸だ」と言ってしまった。

あまりにも本当のことを言ったので、
聞く耳を持ってもらえなかったり、
都合よく解釈されてきた。それは当然です。
ニーチェは、私たちの思考の土台そのものを批判したのですから。

ニーチェによると、体内にキリスト教という毒を持ったまま、
考え続ける宿命を持っているのが私たち近代人なのです。





中略





本書は、1895年に刊行されましたが、
今読み返しても決して古くなっていません。
ニーチェは「自分の視野は200年後まで見通す」
と言っていますが、その言葉通り、
現在の世界を混乱させている元凶をずばり言い当てています。

ニーチェも言うようにキリスト教は戦争を必要とする宗教です
日米戦争、パレスチナ問題、ベトナム戦争、イラク戦争などにおける、
アメリカをはじめとするキリスト教原理主義国の行動パターンも、
本書をお読みになれば、すっきりと腑に落ちることと思います。

そして、こうした独善的な宗教の、
もっともコアな部分にいる人たちに支えられているのが、
アメリカ合衆国大統領、ジョージ・W・ブッシュです。

「今さらニーチェかよ」ではなくて、
今こそニーチェは読まれるべきだと私は思っております。

キリスト教は邪教です!(講談社+α新書)

日本は世界全体から見たら邪気は弱い部類に入ります。
日本周辺で邪気が強そうなイメージでなのが
中国と北朝鮮ですが、中国の邪気は日本と比べたらかなり弱く、
北朝鮮はさらに弱く感じます。
それだけキリスト教の影響を受けていないということだと思います。

ここに書かれている通り、
日本は人口の1%しかキリスト教徒がいませんが、
かなり思考パターンや生活に浸透してしまっています。
そして、その思考パターンのせいで、
かなりのペースで悪神が生成されています。

キリスト教の影響を受けた思考パターンは
既に浸透してしまっているかもしれませんが、
少しずつ取り除いていただければと思います。

※キリスト教は自己受容・他者受容から大きく乖離していて、
カニバリズム(人肉嗜食)に繋がってしまう邪教です。

最後まで読んでいただきありがとうございました。


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