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【おすすめの書】なぜ、自己啓発本を読んでも成功しないのか?の重要ポイント③

苫米地英人さんは自己啓発の分野では
最も有名で第一人者と呼べる方だと思います。
その苫米地英人さんの本の出版に携わり、
多くのベストセラー本を産み出した
元フォレスト出版の編集者だった
長倉顕太さんが書かれた本がこちらです。

この本の中から重要だと思ったポイントを
紹介させていただきたいと思います。

アリストテレス以来、最高の論理学者の1人と称され、
ノーベル文学賞も受賞している私の好きな哲学者バートランド・ラッセル。
彼が残した名言に、次のようなものがある。

「知的な意味で著名な人々の大半はキリスト教を信じていないが、
大衆に対してそのことを隠している。
なぜなら、彼らは自らの収入が減ることを怖れているからだ。」

この言葉の真意がおわかりだろうか?
ラッセルは、大衆が何によって動かされ、
そこに金銭を投下しているのか、
その神髄をたった一言でいい表しているのだ。
知的な1%に入る人たちはわかっている。
人々が何に反応し、どのような情報や現況によって動くのかを……。

これと同じようなことが、今の日本にも起こっている。
クソな情報を流し、人々のコンプレックスにつけ込んで
金儲けをするような連中が急増しているのだ。

何を隠そう、私自身も同じ穴の貉だった。
だからこそ、今の日本で何が起きているのか状況がよくわかる。
きっと、踊り、踊らされている本人たちは気づいてないかもしれないが、

本当に恐ろしいことが起こっているのだ。

もっとシンプルに考えろ!

誰もが情報発信できること、それ自体が悪いとは言わない。
中にはきちんと実践と経験を積み、
真摯な気持ちで取り組んでいる人たちだっている。

ただ、幼稚で中身のない安易な情報が、
あまりにも増えすぎていることも事実なのだ。
そして、そのような状況が次の現象を生んでしまう。

○くだらない外国人を呼んできては、
 無闇やたらにハイタッチをしたり、
 ダンスをさせたりする霊感商法セミナーのカリスマ系

○「ありがとう」とか「感謝」とか連呼すればいい、何とかなる!
 みたいなインチキ「スピリチュアル」教祖系

○ひたすら「私はできる」と唱えさせるような
 「潜在意識」大好き心理学オタク系

そのような人種がやたらと増えて、多くの人たちが踊らされながら
自分で考えることを放棄してしまうのである。
大規模なものから小規模なものまで、
ありとあらゆる場面で似たような現象が多発している。

この10年あまりのあいだに、なぜこんなにも増えてしまったのか。
これをSNSのせいといわずに、何といえばいい?
これらの現象は、誰もが情報発信できる時代だからこそ出現した。

なぜ、自己啓発本を読んでも成功しないのか?

これを読んでドキッとしましたか?

かなり当てはまってる方は多いと思います。

ここに書かれていたものに手を出し、
何度も何度も裏切られ、
それでも「今度こそは!」と思って手を出すも
また裏切られる・・・
このようなことを繰り返していたのではないでしょうか?

そして疑問を感じるようになって
私のnoteに辿り着かれたのではないかと思います。

疑うことができたあなたは泥沼から抜け出すことができると思います。
(成功できるというわけではありませんが)

とにかく今まで手を出してきたものを疑いましょう。
すべてはヤバいものを疑うことからスタートします。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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