439位:James Brown 『Sex Machine』(1970)【解説文翻訳】ローリングストーン誌が選ぶ「歴代最高のアルバム」500選(2020年改訂版)
このnoteでは2020年に、2003年版と2012年版に続き8年ぶりに改訂されたローリングストーン誌が選ぶ「歴代最高のアルバム」500選 の本家サイトに載っているアルバム解説文の日本語翻訳をしています。本日はこちらのアルバムです。
439位:James Brown 『Sex Machine』(King, 1970)
<ローリングストーン誌による解説(翻訳)>
催眠的な11分間のタイトルトラック(実際にはライブ音源ではなく、スタジオ・ジャムにオーディエンスの歓声が後から足されたもの)によって幕が開けるアルバム『Sex Machine』は、バンドに迎え入れられたばかりのベーシスト、ブーツィー・コリンズとその兄でギタリストの”キャットフィッシュ”・コリンズによるグルーヴィーな演奏の貢献もあり、「ソウルブラザーNo.1」ことジェームス・ブラウンにとっての新たなファンク・ルネッサンスとなった。"Sex Machine"のトラックは、コリンズ兄弟加入前のバンドが録音した本物のライヴ録音(“It’s a Man’s Man’s Man’s World”は圧倒的だ)と併せてアルバムに収められ、史上最高のライヴ・ショーマンとしてのブラウンの姿を今でも伝え続けている。
(翻訳:辻本秀太郎、 原文へはこちらから)
参考として、「このアーティストのアルバムが500枚のリストに合計何枚ランクインしていたか」と「このアルバムの順位が前回版(2012年版)ランキングと比べてどう変わっているか」についても以下に調べてまとめています。
<ランキングに関するデータまとめ>
【2020年度版】
同アルバムの今回順位:439位
同アーティストのランクイン枚数:3枚(その他のアルバムは、54位『Star Time』、65位『Live at the Apollo』)
【2012年度版】(前回版との比較)
同アルバムの前回順位:掲載なし
同アーティストのランクイン枚数:2枚 (25位『Live at the Apollo』、329位『In The Jungle Groove』 )