太陽光メンテナンスの常識を変える!
メンテナンスは現場対応によって行うという常識
太陽光発電所は完成してからが始まりです。建設された発電所は少なくとも20年間、場合によっては半永久的に稼働し続けます。その長い間には、故障や災害、倒木、劣化、ケーブル盗難、原因不明の発電量低下など、さまざまなトラブルが起こります。
全国で一般的なメンテナンスは、これらのトラブルが発覚した際に現場で対応し、修理を行います。または年に1回の電気点検で問題を発見し、対処します。これにより、発電所は再び稼働できる状態に戻ります。
上記のメンテナンスで見落としがちな2つの落とし穴
この対応方法は合理的で適切に思えますが、以下の2点で問題が見落とされがちです。
トラブルの発覚は遠隔監視装置のアラート機能や年1回の電気点検に依存しており、問題を最大1年間見逃す可能性があります。
メンテナンスが大きな事故対応に特化しており、「発電しているか否か」の0か100かという考え方が主流です。これにより、わずかな発電低下を直す、という発電量の最大化に焦点を当てたメンテナンスを提供している業者は非常に少ないです。
次世代型O&M:「365日点検」と「発電量解析」
弊社は、これらの問題を解決するための新しいメンテナンス手法を採用しています。それが「365日点検」と「発電量解析」です。
365日点検:多くのメンテナンス業者が実施を謳っていますが、実際は遠隔監視装置のアラート機能に依存しているのが現状です。弊社では、遠隔監視装置から発電量を自動で読み取り、自社のシートで管理発電所すべてを一括管理しており、PCS毎の発電状況を毎日チェックし、問題を迅速に確実に特定します。
発電量解析:発電量だけでなく、「日射量」に対する発電パフォーマンスが適切かどうか、という「発電効率」を重視しています。これにより、ただ日射量が多いからといって発電性能が向上していると誤解されがちなケースを防ぎ、その発電所の本来持つポテンシャルが発揮されているかどうかを確認し、オーナー様にお伝えをしています。
現場に行く前に問題を特定することが可能
このような新しい手法により、従来の年1回の電気点検を超え、発電所の問題を敏感に察知し、迅速に対処することが可能になります。弊社は、発電所オーナーが常に高パフォーマンスを維持できるようサポートします。
補足になりますが、弊社でも現場対応を行っています。年1の電気点検や異常発見時の緊急駆け付けを日々行っています。それに「365日点検」と「発電量解析」を組み合わせ、より強固なメンテナンス体制を実現しました。
次世代型O&Mが常識となる日が来る!
次世代型O&Mが将来、必ずO&Mの主流となると私は確信しています。弊社は長野県でその先駆者となるべく、普及していきます。