東洋医学な体質チェック
東洋医学では、人間の身体の機能のバランスを取るために、気・血・水の3つが大事だとされています。
気は、働きや機能を司るエネルギー
血は、気によって運ばれ実際に内臓を働かせる
水は、全身に巡り潤いをもたせる
こういった役割があります。
東洋医学はバランスを重視していて、この気血水のバランスが悪くなることによって身体になんらかの症状が出ていると考えます。
例えば、
気が足りなくなると身体が冷える
血が足りなくなると髪の毛がパサパサになる
水が足りなくなると乾燥肌になる
などが身体に現れてきます。
どんな症状が出ているかを知ることで、今自分の身体には何が足りないのか、どのバランスが悪いのかがわかります。
バランスの悪さとは、足りているかどうか、流れているかどうかという話になります。気の量が少なくなったり、血の流れが悪くなったりそういったバランスをみます。
チェック項目の一例は、次のようになっています。
気のチェック
なにもしていないのに汗をかく
身体が冷えやすい
胸や脇が張る
お腹の膨満感がある
血のチェック
動悸がする
爪がもろい
顔や唇の色が暗い
肩こりがある
水のチェック
目が渇きやすい
耳鳴りがする
肌が油っぽい
痰が絡む
どれか一つでもない
チェック項目を挙げましたが、偏りがある人もいれば万遍無く当てはまる人もいたと思います。東洋医学での身体の見方は、気だけ血だけ水だけではありません。気と水、血と水、気血水すべてというように複合的な場合もあります。
どの項目のチェックが多いかでその時の身体の状況がわかります。今は気の項目が良く当てはまても、明日には血の項目の方が当てはまるなんてこともあります。
体質チェックをして今の自分はどこが悪いのかと考えることはもちろん大事です。
ですが一番大事なのは、
『自分の体がどうなっているのかを感じること』
冷えているのか熱いのか
力が入っているのか抜けているのか
昨日と比べて調子はどうなのか
こういったことを感じられるようになってくると自分の体調が把握しやすくなってきます。
体調が把握しやすいということは、予防もしやすくなります。
東洋医学では身体のかちょっとした変化でも、弱っている部分やバランスの乱れを判断する材料になります。
鼻水がでる、寒気がする、食欲がありすぎるなど何でもないような事が実は身体の状況を判断するきっかけになります。
特に、前触れもなく急に体調を崩す方、体質を変えたい方、慢性的なストレスに悩んでいる方、やることを詰め込み過ぎる方は自分の体調を把握するといいです。
体調を把握することで自分自身のコントロールができるようになり、
体調だけではなく生活にも余裕ができるようになります。
身体を良くしたい方、自分を変えたい方、余裕を持ちたい方は体質チェックから始めてみましょう!
気血水それぞれの詳しい内容はまた改めて書こうと思います。
すぐにチェックをしたい方はこちらから⇩⇩⇩
Amanoteでした