京都人と巡る、ストレスフリーな桜の楽しみ方
今年は春に旦那さんの実家へ帰省。久しぶりに桜の京都でした。
京都の桜の名所はいくつかありますが、どこも観光客で異常なほどに混むため、京都人は訪れないんだとか。義両親もご多分に漏れず何十年も訪れていません。
そんな義両親が、この春ふらりと連れていってくれた桜スポットをご紹介します。
【まずは一路、雨の嵐山へ】
この日は洛西、雨の嵐山へ。あたり一面に霧が立ち込めて水墨画のよう。
咲き始めの山桜が華を添えてくれます。
【地元の方が集う「うなぎ屋 廣川」】
嵐山には「うなぎ屋 廣川」という美味しい鰻屋さんがあります。さすがに鰻は関東だろうと思っていたので、初めて義両親に連れてきてもらったときは、その美味さにびっくりしました(暖簾元は埼玉県熊谷市でしたが)。
表面は炭火の焼き目が香ばしく、身はふっくら柔らかい。あっさりしたタレが鰻の脂と絶妙にからみます。ミシュラン一つ星もついたことがあるとか。
【絶好のロケーションを誇るアラビカ】
そして全面ガラス張りのスタイリッシュなコーヒーショップ・アラビカ嵐山店で桜を眺めながらカフェラテをぜひ。
建物の美しさもさることながら、嵐山の真正面という絶交のロケーション。目の前に何もさえぎるものがありません。
ラテアート世界チャンピオンのバリスタ・山口淳一氏が指導しているという繊細なラテアートも楽しめます。心も体も満たされる贅沢なコーヒータイム。
長居せずに、先を急ぎます。
【知る人ぞ知る、伝説の桜守の私邸】
嵯峨野にある造園業「植藤造園」へ。知る人ぞ知る桜の名所です。春になるとご厚意により私邸の庭園を一般開放されています。
ここの16代目当主である佐野藤右衛門さんは、円山公園の祇園しだれ桜(写真下)を手掛けた伝説の桜守(さくらもり)。
桂離宮の庭園整備や京都迎賓館の作庭など国内の仕事に留まらず、世界各国で日本庭園の施工を手掛け、ユネスコ本部からピカソ・メダルを授与された方です。
数年前にお庭を拝見しましたが、たくさんの種類の桜に出合うことができます。藤右衛門さんが日々愛情を注いでいる桜の木は、どれも艶やかで上品な佇まいでした。
今は一般開放中止なので、枝垂れ桜を外から眺めました。(2018年の台風で庭園が大被害を受けてしまい復旧中だそうです)
桜が健やかさを取り戻して、一般公開が再開できるようになったら、また伺いたいです。