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【歴史20】カナダ史備忘録7(カナダ命名・カルティエ・モントリオール・メープルシロップ)

カナダ史の学習内容を深めていきます。

①イングランドの進出からやや遅れてフランスも進出した。
フランソワ1世の命令でフィレンツェ共和国出身の航海者
ジョヴァンニ・ダ・ヴェラッツァーノが派遣された。

②1524年に今のカナダ東部からアメリカのフロリダ州の沿岸を探索した。

ジャック・カルティエが継承をして1534年4月から今のプリンスエドワード島、セントローレンス島などを探索した。

③1534年7月には今のケベック州の南東端に位置する
ガスペ半島に上陸して同地をフランスが領有する事を宣言した。

④カルティエは原住民のイロコイ族と接触して集落を意味するカナタという言葉からこの地域全体をカナダと呼ぶようになった。

⑤セントローレンス川流域の探検を進めてセントローレンス川とオタワ川が合流する場所の山をモン・ロワイヤル(王の山)と命名した。

⑥後にここがケベック州の中心地となり今では同州の都市であるモントリオール(モンレアル)の由来となっている。

⑦カルティエがイロコイ族から伝えられたものが多い。サトウカエデ(シュガーメープル)という樹木が有名である。18世紀になると開拓移民たちが樹液を煮詰める小屋が次々とつくられた。

⑧樹液を凝縮したメープルシロップはカナダを代表する産品となっていった。

カルティエは北米からアジアに辿り着ける航路があるかと模索したが成果はなかったため1542年にフランスに戻った。

⑨フランソワ1世に仕えていた軍人のジャン・フランソワ・デ・ロベルヴァルがカルティエの案内で移民団とともに北米大陸に上陸した。冬季の寒さに耐えられず1543年にロベルヴァルらも帰国した。

■参考文献 『1冊でわかるカナダ史』細川 道久 河出書房新社

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