ビリヤードとロングトーンの共通点(ラッパの吹き方:Re)
大学を卒業した頃、もうとにかくヒマだったので、後輩とよく飲み歩いて遊んで、みたいな生活していました。そんな中、ビリヤードが自分たちの周りで流行ってまして、よく行ったものです。
ビリヤードはキューという長い棒の先で球を打ちつけてコーナーなどにある6箇所のポケットに入れていくゲームなんですが、これがなかなか難しい。
少しでも打つ角度を間違えると想像とまるで違うところに球が転がってしまうのです。みんなあまり上手ではないので、延々と球を転がし続けるだけの不毛な時間が続き、その度にこう思うのでした。
球がまっすぐ転がればもっと楽しいのに、と。
これ、管楽器と同じなんですよね。音をまっすぐ伸ばすことができなければ安定した演奏はできません。音がまっすぐ伸ばせるから四分音符も八分音符も演奏できるわけだし、クレッシェンドもフォルテもピアノも演奏できるわけです。
そのための効率的な練習方法として、ロングトーンがあるのだと思います。
中高生の頃、吹奏楽部で行っていたロングトーン練習時、ぶっちゃけめんどくさいしつまらないと思っていました。その上、キツくてバテてしまう。でもそれは「力で維持する」「固定する」発想で演奏していたからでした。ロングトーン本来の意味からどんどん遠ざかってしまってます。
そんな感じでロングトーンは大切な練習ではありますが、正しい方法を理解して実践しなければ逆効果にもなってしまいます。
隔週土曜日の朝にこちらのnoteに「ラッパの吹き方:Re」というマガジン(複数の記事を入れておく場所)を作り、そこに記事を投稿しています。
元々違うブログサーバで公開していた記事ですが書いた時期が古くて読み返すと今の考え方や実践方法とだいぶ違うことも多く、加筆修正して今の解釈で書き直して再掲載をしています。
そして今回は「ロングトーンって何だろう 1」というタイトルでロングトーンについて詳しく書きました。
きっとロングトーン練習をされている方は多いと思いますので、ぜひご一読いただき、参考になさってください。
荻原明(おぎわらあきら)
荻原明(おぎわらあきら)です。記事をご覧いただきありがとうございます。 いただいたサポートは、音楽活動の資金に充てさせていただきます。 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。