編曲と浄書の話
3月くらいから本腰を入れて編曲作業に没頭しています。
春休みだったこともあり、大学がお休みだったので、レッスンのお仕事以外は本当にパソコンの前で作業をするだけの生活が続いていて、ああ、もっと前からやっておけばよかったなんて今更言っても始まらず、今月末の締め切りに向けて浄書作業に追われているところです。
僕が使っているパソコンは3画面にしています。左右に縦型ディスプレイを設置していて、楽譜を書いている時には主に正面の横型の画面を使っているのですが、縦型モニタに移動すると楽譜全体を一度に表示できるので便利なんです。
また、浄書など目だけでできる作業の時には他の画面にAmazonプライムビデオで適当に何かを流していたり、SNSを表示しっぱなしにしていたりしています。
先日のゴールデンウィーク中も、レッスン以外はずっとパソコンの前にいまして、SNSは特に音楽関係のお知り合いの方がたくさんの有名なコンサートや団体で演奏をされていたりする投稿がとても多く、皆さんすごいなー、かっこいいなー、と思うと同時に、演奏のお仕事をされていることが正直羨ましく感じてしまいます。
僕は大学を卒業してから今まで、いろいろ大変な時期も結構ありましたが、気づいたらこの歳まで音楽、もっぱらレッスンをすることで生きていられています。これは本当にありがたいことで、たくさんの皆さん、関係各所の方々、家族に感謝しかありません。
今回の編曲もお仕事として依頼してくださっているわけだし、そんなわがまま言ってはいけないと思うのですが、演奏するお仕事「も」、もっとたくさんしたいのが本音です。華々しくステージで演奏されている皆さんが羨ましい。
でも、こればかりは自分がやりたいやりたいと叫んだところで実現することではありませんから、というかレッスンだってやりたいやりたい生徒募集!と叫んだところで生徒さんがワッと集まってくるわけではありませんから、適材適所ということで今の立ち位置があるのかもしれません。
自分に与えられた仕事を誠心誠意果たしていくことを第一に、とりあえず締め切りに間に合うように頑張りたいと思います。
荻原明(おぎわらあきら)
荻原明(おぎわらあきら)です。記事をご覧いただきありがとうございます。 いただいたサポートは、音楽活動の資金に充てさせていただきます。 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。