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短調について確認しておきましょう(ラッパの吹き方:Re 加筆修正版更新)

これまでトランペットや音楽のことだけを書いていた「ラッパの吹き方:Re」というブログの更新を一旦止めまして、最初の記事からもう一度今の解釈に書き直してnoteに再掲載をしております。

隔週土曜日の朝に加筆修正版を公開し、SNSや荻原のオフィシャルサイトにて告知しております。

ということで、4月13日(土)に更新したのはこちら。

ここのところずっと「楽譜を読むための基本」と題して、楽譜に書かれていることや音楽の理論を正しく理解するための記事を掲載し続けています。

今回は調と音階の、さらに「短調」についての解説です。

長調の音階は何となく親近感があるからか、とっつきやすいイメージがあっても、短調と聞くと目を背けてしまう方、多いのではありませんか?

しかし音楽は長調ばかりではありません。短調の音楽も同じくらいたくさんあります。というか、音楽は最初から最後まで長調であることのほうが少ないし、逆もそうです。ですから、短調も長調と同じように理解しておく必要があります。

それぞれの調には7つの音のスターティングメンバーがいる、と僕は説明しています。例えばC dur(ハ長調)であれば、鍵盤の白鍵の7つ。これがスタメンで最も登場回数が多い音です。
違う言い方をすれば、黒鍵…シャープやフラットが登場しにくいとも言えますが、そうやって「主に登場する音」が決まっていると理解していれば、消去法によって楽譜を読むのが早くなるのは想像つきますよね。

譜読みの速さは音階の理解と密接に関係しています。音楽の表現力も同じです。

調が理解できなくても、音階が演奏できなくても楽譜に書いてある情報を抽出してリズムに合わせて音を出すことはできますが、説得力や表現力がどうしても薄い演奏になってしまうので、できる限り全ての調を理解して演奏できるように毎日練習しておくことが大切です。

音階の種類は長調短調全部で30種類しかありません。毎日2,3種類の練習をしていれば2週間くらいでマスターできてしまうかもしれません。音階を理解する練習なんて数分でできますから、敬遠せずにコツコツ取り組んでください。絶対にそのほうが音楽レベルがアップしますよ!

ということで、今回紹介した記事も含め「ラッパの吹き方:Re」のブログ、ぜひ読んでみてください!参考になることがたくさん書いてあるはずです。

ラッパの吹き方:Reのnoteマガジンからこれまで加筆修正した全ての記事をご覧いただけます。

よろしくお願いいたします。


荻原明(おぎわらあきら)

荻原明(おぎわらあきら)です。記事をご覧いただきありがとうございます。 いただいたサポートは、音楽活動の資金に充てさせていただきます。 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。