note「ラッパの吹き方:Re」マガジンに「017.管内に溜まる水分の処理」記事を掲載しました
隔週土曜日に公開しておりますnote版「ラッパの吹き方:Re」。noteとは違う場所で公開していたのですが、古い記事を読み返すと今の自分の考えと異なる部分が見られたので、加筆修正をしているところです。
先日公開したのは「管内に溜まる水分の処理」です。
金管楽器は管がカーブしているのと、ベル以外密閉状態の作りになっているために、管の中に結露ができても逃げ場がなく、必ず溜まってしまいます(ツバじゃないです、水蒸気です。結露です。でもオイルも混じってます)。
この水分が溜まってきて限界に達すると「ホツホツホツ…」「パタパタパタ…」のような音…オノマトペ的にどう表現したら良いかわかりませんが、こんな感じの音が演奏時に入り込んでしまうわけです。トランペットを吹いている方なら一度は必ず経験していることでしょう。
だいぶ昔の話ですが確か学生の時、ピアノとソロを演奏していた本番だったと思います。この音が出ちゃったんです。でも長いフレーズで手が離せないから水分を抜くことができない。仕方がないのでしばらくホツホツしたまま演奏した苦い経験があるので、多分僕は人よりも水分を抜くタイミングが多いと思います。吹き終わった時、吹き始める前に結構な頻度でやっているのはこの時のトラウマなのかもしれません。
あんまりウォーターキイをいじっていると怖いのがキイのバネが劣化してバチンと断裂してしまうことです。これが起こるタイミングが予期できないんですよね。しかも、簡単に交換できるものではないので楽器屋さんでやってもらうのが一番安心。ということは現場でなってしまうと結構怖いですよね。
あ、でもここ20年くらい経験していない気がします。なんでだろう?中高生の頃は何度かバチーンと切れた経験がありますが。
それはともかく、今回ご紹介してる記事は管内に溜まった水分のお話いろいろしています。ぜひお読みください。
荻原明(おぎわらあきら)
荻原明(おぎわらあきら)です。記事をご覧いただきありがとうございます。 いただいたサポートは、音楽活動の資金に充てさせていただきます。 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。