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足タップの話:番外編

隔週土曜日に過去に別のブログサーバに書いていた「ラッパの吹き方:Re」を加筆修正してこちらのnoteに再掲載しております。
本日はその掲載日。今回のお題は「足タップ」です。

本文はこちらです。

この隔週土曜日に掲載している「ラッパの吹き方:Re」は音楽やトランペットに特化して書いてます。なので、少し専門的なところもあり、そして1記事が長いです。ご了承ください。

さて、今回の本文では演奏時に足タップをするのはよくありません!と書いておりまして、その理由はぜひ本文で確認していただきたいのですが、絶対に絶対に足えを動かしてはいけない、とは実は思っておりません。

僕が「足タップ、してもいいかな...」と思っているのは「拍のアタマがどこかを確認する」時です。

例えばリズムが難しいところがあって、どれだけゆっくりメトロノームを設定してもよくわからない場合(…まあ、あまりにゆっくりメトロノームを鳴らしたらかえってわからなくなりますが)、とりあえずどこからどこまでが1拍間なのかを把握する、拍アタマがどこなのかを確認するために用いるのはアリかな、と。特にポップスやジャズの作品はタイが多いので、拍アタマが不明瞭になりやすいです。そうした作品の最初の譜読み時に間違えてリズムを覚えないようにタップしながら確認するのは有効かもしれません。

ただし、ポップスやジャズは特にですが、楽譜のリズムを理解した後も拍アタマを強く感じすぎるとノリが悪くなってしまうので注意が必要です。

リズムを理解して流せるようになったら、もう足タップは止めて、フレーズ感、推進力、跳躍力、歌を感じた音楽的表現を目指してください。

結局はどんなものも、どんなことも上手く使えば便利、ということですね。

では、ぜひラッパの吹き方:Re本文もご覧ください!

これまでに加筆修正した記事はこちらのマガジンというところにストックしていますので、ぜひ書くの記事もご覧ください!


荻原明(おぎわらあきら)

荻原明(おぎわらあきら)です。記事をご覧いただきありがとうございます。 いただいたサポートは、音楽活動の資金に充てさせていただきます。 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。