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ウォームアップの重要性(ラッパの吹き方:Re加筆修正版)

隔週土曜日に更新しております「ラッパの吹き方:Re加筆修正版」。
以前書いていた内容を今の考え方に書き直してnoteに再掲載しております。

これまで書き直してきた記事はこちらから全てご覧いただけます。

前々回の掲載時からウォームアップのお話が始まりました。数年前に書いた記事を再度読んでみると、今と考え方がかなり変わっていたため、大幅に書き直しました。それがこちら。

根本的な考え方は変わっていませんが、以前は最低限の要素を手にいれるために、様々な体の部分を0から少しずつ足していくような考え方で行なっていました。しかし、それだと実際に演奏している時の状態と違うバランス状態で模索することになるため、その途中経過は意味ないのでは?と思い、最初から体全体の必要なものを全部発動させ、その中でバランスをとるように変えました。そうしたらコンディションが安定するようになりました。

このように僕はどうやったら安定したクオリティ高い演奏ができるのか。逆にどんなことをするとコンディションが悪化するのかを毎日研究しながら楽器を吹いているために、吹き方も考え方もアップデートされています。

そのため、10年前に言ってたことと今とではかなり違う方法を取っていることもたくさんあります。過去の自分の言動が稚拙であったと言われればそうかもしれませんが、その時その時の最良の結果でもあります。そんな感じなので可能であれば最新の情報を手にいれるためにも継続してレッスンにいらしていただけるのが本当は嬉しいです。

ちなみに僕の場合、ウォームアップに1時間を確保しています。この1時間というのは、現場に到着してから楽器の準備をして、実際のウォームアップを休憩をこまめに入れながら行い、そして定時前に心身が余裕を持って完了した状態でいられるように考えた結果の時間です。実際に音を出しているのは30分程度かと思いますが、音を出すこと以外の様々な身の回りと心身のバランスも非常に大切なため、僕は常にこのペースでいられるように心がけています。

楽団や部活によってはウォームアップという概念がないままに、楽器を出したらすぐ基礎合奏、パート練習、曲の合奏などをしているところも多い印象があります。しかしそれでは良いパフォーマンスは得られないし、ヘタをすると無理矢理に音を出す習慣が蓄積してコンディションが悪化し続け、いわゆる「潰れ」状態になることも考えられます。ですので、必ずウォームアップを行うようにしてください。

ウォームアップの考え方や方法を具体的に知りたい!という方はぜひツキイチレッスンにお越しください。単発参加型なのでお気軽にどうぞ!
開催日、詳細、お申し込みはこちらから↓


荻原明(おぎわらあきら)


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荻原明(おぎわらあきら):トランペット
荻原明(おぎわらあきら)です。記事をご覧いただきありがとうございます。 いただいたサポートは、音楽活動の資金に充てさせていただきます。 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。