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他の楽器の音が聴こえるように演奏する
合奏をしていて「他の楽器の音が聴こえる状態で自分も演奏しなさい」と、音大生だった時に言われたことを未だ覚えているのですが、それを誰に言われたのかは忘れてしまいました。ごめんなさい。
20年ほど前は、今に比べると「楽器を鳴らす」ということが「大きな音で演奏する」意味として使われていたように感じます。僕自身も、とにかくでっかい音で吹き散らかすようなことをしてきたので、「トランペットうるさい」とよく指摘されていました。
そんな時に演奏バランスを取るコツとして「他の楽器が聴こえているか(聴こえていないだろう)」を言われたんだと思います。
このアドバイスをもらってからは、小さい編成のオーケストラとか、木管や弦楽器とバランスを取ることも少しずつできるようになってきたように感じます。
しかしこの言葉、本当の核心部分は、『他の楽器の音を聴こうとするアンサンブルの意識を持ちなさい』ということなのだと思います。「耳を開く」という言葉もよく聞きますが、そういったことです。できる限りたくさんの音情報を手に入れながら自分もその中に存在する。そんなバランスを合奏では求められているわけです。
誰かと一緒に演奏する際はぜひ思い出してください。
現在、毎朝7:30に個人アカウントのTwitterやFacebookページ「ラッパの吹き方」で更新しております「 #今朝の一言_ラッパの吹き方 」にもこんなお話しを書いたので、ブログを書いてみました。
[他の楽器の音が聴こえているか]
— 荻原明(Ogiwara,AKIRA) (@ogiwara_a) January 18, 2023
アンサンブルにおいて、自分が演奏している時に他の楽器の音が聴こえているかをひとつの基準にしましょう。自分の音で相手の音が聴こえていない場合、客性にもバランスが悪く届いている可能性が高いです。#今朝の一言_ラッパの吹き方
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荻原明(おぎわらあきら)
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