ブランク明けのお手伝いをいたします(トランペットツキイチレッスン)
学生の時にトランペットを吹いていたけど、社会人になってからは楽器ケースに入れっぱなし、という方はとても多いと思います。そんな中で、少し絵生活に余裕ができてトランペットを再開したいと思い、僕のレッスンに来てくださる方もいらっしゃいます。
そうした方にブランクの理由を聞くと、仕事や勉強、家庭の忙しさ以外に、以前中高で所属していた部活がコンクール至上主義だったり、先輩や仲間との関係がうまくいかなかったりと、トランペットを辞めてしまった理由が音楽とは直接関係のないところにあることが結構多いです。
でも、もう今は部活で演奏するわけでもありませんから、そうしたしがらみもないし、せっかくだから本格的に再開してみようかな、と思った矢先、壁にぶつかります。
音が出ない。
中高生の時はそれなりにバリバリ吹いていた気がするけど、全然良い音が出ないし、高い音も出ないし、いろいろ忘れてる。思ったように演奏できないストレスや、過去の自分とのギャップが意欲を落としてしまうのはとても勿体無いので、そんな時こそレッスンにいらして欲しいです。
ブランク明けで心がけておきたいこと
さて、ブランクがある方がトランペットを再開するにあたっては、いくつか心がけておいて欲しいことがあります。
1.過去のイメージを捨てましょう
以前バリバリ吹いていたイメージがあるかもしれませんが、吹奏楽は何にも奏者が一斉に音を出しているので、ちょっとくらい雑でも音が出てなくてもあまり気にならないことが多いのです。今、改めて静かなところでひとりで音を出すと、過去のイメージも相まって「全然吹けない」「音がキタナイ」と思ってしまいやすいのです。まずは過去のイメージを置いておきましょう。
2.無理やり音を出さない
簡単に言うと楽器にたくさん息を吹き込もうとしないことです。トランペットは楽器に息を入れたところで音は出ません。むしろその大量の空気が音を鳴らせないようにしています。
3.正しい知識や奏法の下、再開しましょう
音が出る原理やセッティング、呼吸の正しい知識などを手に入れた上で、正しく演奏することで、吹奏楽部では例えば力技で吹いていたものが、もっと効率良く演奏できることに気付けます。
4.やってみたい曲や目標を持ちましょう
部活動に所属していればコンクールだ文化祭だと定期的に本番があって刺激があるのですが、ひとりで再開すると、楽譜も手に入れるのも、練習場所も確保するのも、本番も用意しなければなりません。
目標がないままただ音を出していても、じきに飽きてしまいますので、基礎練習のための教則本や楽しめる曲を決め、可能であれば何かどこかで本番ができると良いですね。
例えば「一年後には市民吹奏楽団に入る!」などの目標を持てたらやる気が出てくると思います。
そこで、オススメしたいのが個人レッスンです。とは言え、音楽教室のレッスンは入会してしまうと1ヶ月に数回、毎週何曜日の何時からなどと定期的な受講が基本になり、仕事が予定が多いときには両立できないストレスがうまれやすくなります。
僕が開催しているツキイチレッスンは単発参加型の対面レッスンですので、スケジュールに余裕がある時、予定が合う時に参加できます。集中的にレッスンを受けたければ1ヶ月に2回,3回レッスンを受けることもできます。
レッスン内容も受講される方が自由に決められます。今回のようにブランクがある方は、その旨をお伝えいただければ1から楽器をリスタートする際のお手伝いをさせていただきます。
それぞれの方の状態やレベルに合わせてオススメの教則本を使ったり、演奏するための正しい体の使い方や呼吸についてなどをきちんと正しく理解することができます。
レッスンを受けることがすでに高いハードルになってしまい、なぜか「レッスンを受けるために事前にたくさん練習しておこう」と一生懸命の方向性を見失ってしまう方もいらっしゃいますが(そういう方は結局レッスンに行く決断ができないことが多いです)、ブランクがある方はむしろ何も事前準備をせずに、まっさらな状態で来てくださったほうが、偏った情報や過去の強引な楽器の吹き方を思い出さずにすみます。楽器のメンテナンスだけはしておいてください。
ということで、ブランク明けのお手伝いをツキイチレッスンでさせてください!
ツキイチレッスンの今後の開催日、詳細、お申し込みはこちらから募集しております。
ご参加、お待ちしております!
荻原明(おぎわらあきら)
荻原明(おぎわらあきら)です。記事をご覧いただきありがとうございます。 いただいたサポートは、音楽活動の資金に充てさせていただきます。 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。