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トランペットのブランク明けに気をつけたいこと

学生時代に吹奏楽でトランペットを吹いていたけれど、社会人になって楽器に触れる時間が取れなくなった方はとても多いと思います。演奏できる環境がなくなると自然とそうなってしまいますよね。
でも、少し生活が落ち着いてきて、何か趣味を始めたいなあと思った時、昔やっていたトランペット熱がフツフツと湧いてレッスンに来てくださる方が結構いらっしゃいます。

数年の長いブランクの後、トランペットを再開した時に

「意外に吹けるじゃん」
「どうやって吹いてたか忘れちゃった」
「もっと高い音まで出せていたのに」

と、感じ方はいろいろですが、これらには共通点があります。それは、

過去の経験や記憶と比較している

ということ。
もちろんそうなるのは当然ですが、再び楽器を始める際には、できるだけ過去と一旦切り離して考えることをお勧めします。

というのも過去のイメージが強いとブランクがあることをいつのまにか忘れさせ、当時できていたことを、再現しようとする思考が生まれやすく、曖昧な記憶を元に強引な演奏になりやすいのです。
ですので、一からやり直すとまでは言いませんが、考えや体の使い方を新鮮な気持ちでより良いものに上書きしていく姿勢で再開するのが良いと思います。

そんな時にレッスンはとても便利な存在です。
以前ブランク明けに特化したレッスンを企画したことがありまして、受講してくださった方も結構いらっしゃいました。
現在はツキイチレッスンで同じようにブランク明けのスタートをより良いものにするためのお手伝いをさせていただきます。

レッスンは事前にしっかり練習、準備をしなければならないと思いがちですが、ツキイチレッスンは内容自由の単発参加型なので、今回のお話のようなブランク明けの方の場合、先ほどお話したようにいろいろ過去と比較したくなって強引な吹き方になりやすいため、むしろ一切吹いていない状態で来ていただくほうが良いと思います。楽器だけメンテナンスしておいてください。

音の出る原理からセッティング、呼吸や体の使い方など、一度に全部お話できないかもしれませんが、確実な再スタートをきれるようなレッスンを保証します。

ということで、もしずっと楽器ケースにしまっているトランペットがありましたら、もう一度始めてみませんか?ツキイチレッスンは毎月複数回、土日祝に開催しておりますので、お気軽にお越しください。
詳細、お申し込みはこちら

ちなみに、毎朝7:30に荻原のTwitter(現X)アカウントやフェイスブック「ラッパの吹き方」ページにて「 #今朝の一言_ラッパの吹き方 」を掲載しております。よろしければご覧ください。

荻原明(おぎわらあきら)

荻原明(おぎわらあきら)です。記事をご覧いただきありがとうございます。 いただいたサポートは、音楽活動の資金に充てさせていただきます。 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。