声量を上げる「息の吐き方のコツ」
~声量が上がると生命力も上がる!?~
昨日は、歌が上達する7つのポイント
についてお伝えしました!
さて、今日はこの7つのポイントのうち
土台となる「声量」についてお話したいと思います。
この内容をyoutubeでもお届けしています♪
https://youtu.be/_XQ9CUXy8eg
昨日も書きましたが、
プロと素人さんの圧倒的な違いはこの「声量」にあります。
「声量」に取り組むためには
「発声」を学ぶことになるのですが、
実は発声が良くなると、
声量だけでなく他にも良い影響が出てきます。
具体的には発声が良くなると
「声質」「音程」「音域」「リズム」「抑揚」「語尾」「マインド」
全てが改善します。
なので発声については、少し丁寧にお話していきますね。
まず知っておいていただきたいのが、声が出るメカニズムです。
簡単に言うと、
息を吐いて、
声帯が震えて、
音が体に響いて、
口で作った形で出るのが声です。
なので息の吐き方がとても需要です。
声量がない人の息は、細くゆっくり出ています。
声量がある人の息は太く早く出ています。
言葉だけでは難しいのでよければ動画を見てください。https://youtu.be/_XQ9CUXy8eg
例えば目の前にろうそくがあったとして、
それをゆっくり消えない様に
そーと吹いてる感じが声量のない人の吐き方、
反対に「フッ」と勢いよく出て消えるのが
声量のある人の息の吐き方です。
日本人の多くが、息がうまく吐けない原因があります。
一つは、日本語という言語が、
息をあまり使わなくても発音できる言語だとうことです。
英語で言うアクセントが日本語にはなく、
口の形を変えることで、
息の吐き方を変えずに喋れることで、
息の吐きながら喋るという感覚が
鍛えられていないのが大きな原因です。
もう一つは学校の音楽の授業にあります。
ほとんどの学校は一度に
たくさんの生徒さんに歌ってもらう必要があるため
合唱の形で歌を歌います。
すると周りと合わせることや、
悪目立ちしないことを意識してしまいます。
またクラシック要素が強いため
一息で長く歌うことを指導されることが多いと思います。
すると吸った息が細く長く使われるため、
ポップスや一人で歌うための
「充分な息量をはく」感覚が
なくなってしまうのです。
ちなみに僕がテーマソングを作らせていただいた
長野県飯田市の上村小学校は全学年がたった10人です。
この小学校では人数が少ないため、
一人一人が声量を上げないと
人数の多い学校に負けてしまいます。
この学校の生徒達は全員が、
ホールクラスでソロをとれるくらい
声量があります。
こういった環境の力はとても大きいですね。
上村小学校の子ども達の歌声をぜひ聴いてみてください。
上村小学校テーマソング「Go」
https://youtu.be/skApfaa5rcI
というわけで今日は、
声量を上げる「息の吐き方のコツ」
についてお話させていただきました。
声量が上がると生命力が上がります。
今日もいい声を出して元気出して頑張りましょう!!
それでは今日もお付き合いいただき
ありがとうございました。
2020年7月12日
小田ルイ
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