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#インテグレーション
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私は自分ひとりきりのチームで、異星に降り立った。私は「大人」に頼る発想がなく、早く大人になりたい、自身の人生に責任を持ちたいと思っていた。
私は入学前の春休みのオリエンテーションで、高校に1人で行った。小さい頃一緒に遊んだ近所の友達とは別の高校になってしまい、私は誰一人、高校のなかに知り合いがいなかった。私はひとりで異星におりたった。そのオリエンテーションで、学校指定のジャージ注文をし、春休みの宿題を持ち帰った。オリエンテーション自体の内容が分からないだけでなく、ジャージ注文をすること、入学前から宿題が出されること、あらゆることが私の想定外であった。 聾学校のやり方と、一般学校のやり方は何もかもが違っていた。学校