スポーツは「みる」だけでも健康になれる?
クラウドファンディングを始めて、長い間連絡を取っていなかった友人・知人とコミュニケーションを取る機会に恵まれました。
https://academist-cf.com/projects/247?lang=ja
その中で、学生時代にお世話になった先輩からもメッセージをいただき、現在その方が携わっている活動を紹介してもらいました。
今回の調査研究とも関連が強く、何より活動自体がとても素敵だったので、勝手ながら紹介させてもらおうと思います。
活動は、Be supporters! という「サッカーの応援を通じていくつになってもカラダもココロも動かしてワクワクする」ことを目指した参加型プロジェクトです。
https://www.suntory-kenko.com/contents/enjoy/besupporters/
リンク先は、高齢者施設の入居者の方々と一緒にカターレ富山を応援するプロジェクトの紹介動画です。
Jリーグチームを応援する高齢者の表情がとても生き生きとしていて印象的でした。緊張した表情で画面をみつめるお爺さんの表情、選手のポスターを自室に飾るお婆さんの笑顔。サッカーが生きがいとして日常生活に溶け込んでいるように見えました。多くの人の心を動かすスポーツの力を見て取ることができました。
スポーツをすることが健康に良いことはよく知られていますが、スポーツを「みる」ことも健康に良い影響を及ぼす可能性があります。
高齢者を対象にスポーツを観戦する頻度とうつ傾向との関連を調べた研究によると、その人自身が普段から運動しているかどうかに関わらず、スポーツを現地やテレビ・インター ネットで観戦している人は、そうでない人に比べると、うつ傾向のリスクが最大で約3割低下することが分かりました。
https://www.jages.net/library/pressrelease/?action=cabinet_action_main_download&block_id=4030&room_id=549&cabinet_id=253&file_id=9408&upload_id=12284
スポーツをみることの効用について実証されている部分は少ないようですが、動画に映る高齢者の様子から、介護予防効果もあるのではないかと期待を寄せています。実際、動画内インタビューで要介護度が改善していることを示唆する発言もありました。
今回の調査研究でも、スポーツ観戦など趣味がもたらす介護予防効果について検証できればと考えています。
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