#家族の様に思う
皆さん、こんばんは。CAオンライン講座のAnnaです🌷
今日は家族の様に考える、という事について
この言葉は私が以前勤めていた会社で出会った大好きな言葉なんです。とっても良い考え方だな、と単純に感じますのでここに残しておきたいと思います🤔
私がCAを辞めてから、勤めていたのがブライダルの会社でした。転職した当初はドレススタイリストとしての採用でしてそれまでの私には経験もなく全く持って新しい挑戦を致しました。もともと、宝塚歌劇(これに関してもきっといつか記事をかきます。笑)が大好きな私にとって毎日素敵なドレスたちを見られる環境は嬉しくて仕方がなかったです👗✨
もちろんスタイリストとして一人前のデビューをするには、それ相応の知識や着せ付けの技術、ドレスサロンのコンセプト理解と体現が求められますので日々勉強の毎日でした。
やっとの思いでデビューを迎えた私がまず苦戦した事
それは契約が取れない事…!何と言っても成績が上がらない事に苦戦しました。一人の花嫁様に対して一人の専属のスタイリストがつく、という方法を取っていたため日々の契約が数として目に見える毎日がはじめは苦しかったです…😂終礼で契約数の報告するのが恥ずかしいのなんの😂
もちろん契約を取れば良い、という話ではないとは分かっていたものの、せっかくうちのサロンに期待感を持って楽しみに来てくださっているお客様をがっかりさせているのではないかという不安が何より大きかったですね😥
そこで私は
お客様がいつも楽しそうにドレスの試着をしている先輩の接客に
同席させていただきました
この先輩、実は私がスタイリストデビューまでずっと面倒を見てくださっていた所属チームのリーダーだったんです。同席してもよろしいでしょうか?という私に対して
“いいよいいよ、Annaちゃん接客してみて。私もたまーに混ざりながら2名体勢って事でやろう?”😄
と気持ちの良いお返事をいただき一人の花嫁様に対して二人でフィッティングに入りました👗
私はなんて当たり障りのない接客をしていたんだろう。先輩の接客は私のものとはまるで違いましたね、、、本当に。
まず何より本音のアドバイスをしていた。
花嫁様は本当によくドレスに迷います、ある意味幸せな悩みでもありますが、ご本人にしてみたら本当に時にストレスにもなってしまう様な深い悩みでもあります。よく、スタイリストに対して“どっちが良いと思います?”と聞かれるのですが、以前の私は当たり障りのない様なコメントしかしていませんでした。“こっちの方がこういうあなたの良さが引き立っていますよ💖”という心の声は奥にしまって。
しかし、私の先輩は本音のアドバイスしかしないのです。好き嫌いはもしかしたら別れるかもしれませんが、、、😉そこが信頼の大切な要素の一つになっていました。
そして全力で相手思いでした。
お客様がなるだけイメージがつく、かつテンション高く時間を過ごしてもらえる様に。先輩はドレスごとに絶対に違うヘアアレンジや、アクセやブーケ💐を合わせスタイリングを完成させているのです。
正直に申しますと限られたフィッティングの時間枠の中でそこまでして差し上げているスタイリストさんがいるなんて驚きです😧
更にびっくりする事に、先輩はうちのサロンには取り扱いのないドレスを着たい!と仰るお客様に対して“先ほどのドレスだと〇〇さんや、〇〇さんですと取り扱いがございますよ😉”と他店の情報まですんなりお伝えするのです🤔
どうしてそこまでして差し上げるのですか?という、接客の同席を終えた私の口からでた一言に対して先輩は
家族だったらそうしない?
と仰ってました。私、その言葉が本当にすんなり入ってきたんですよ😉✨
“Annaちゃんがこうしてあげたいと感じる事、本当はこう思うっていう事、家族には当たり前に自然にするじゃない?本当にその感覚と一緒よ。ちなみにAnnaちゃんも家族みたいだから今日も接客同席ついてくれて嬉しかったよ。盛り上げてくれるギャラリーゲット!!!って感じでね😉笑”
なるほど。確かに。
私のして差し上げたい接客はそういうものだな、と思ったのと同時に私もして差し上げたいと思うことはしてみよう!と自信がついた瞬間でしたね。
驚くほどお客様が頼ってくれる様に
それ以来、数字を考えすぎることは本当に無くなりましたね。お客様を家族の様に思ったら自然と行動や言動が伴う様になっていたのです。
自然とご新婦様がご新郎様の衣装も私へ任せてくださったり、ご新婦様がご家族全員分の衣装も見てくださいと言ってくださったり。🤵何もない日に、近くに来たのでと遊びに来てくださる方。相談メールや電話を沢山してくださる方。本社へ異動となった事をお伝えして寂しいと涙してくださる方。
どれもかけがえのないもので、忘れることはありません。
ですから私もいつも心に“家族の様に思いやる”を。お客様にはもちろんですが、一緒に働く仲間に対してもそんな思いやりを胸に抱いてお仕事をさせていただいています。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。また明日も、良い一日になります様に🌛
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