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1月25日…繊細

びわ(枇杷 )Eriobotrya japonica

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バラ科/ビワ属/常緑高木/樹髙5〜10m/開花11〜2月/結実3〜4月

びわ(枇杷、Eriobotrya japonica)は、バラ科ビワ属に属する常緑高木。その樹高は5〜10メートルにも達する。中国南西部が原産で、日本には古代より伝わり、本州南部、四国、九州に広く分布する。11月から2月にかけて花を咲かせ、3月から4月には実を結ぶ。

花言葉は「繊細」。その名の通り、ビワの花は繊細で優雅な美しさを誇る。

ビワの葉は古くから薬草として利用されてきた。特に乾燥させた葉はビワ茶として知られ、消化促進や咳止めとして効果があるとされる。また、葉を直接患部に貼ることで、痛みや炎症を和らげる効果も期待される。ビワの果実は甘く、栄養価が高く、ビタミンAやCを豊富に含んでいるため、免疫力向上にも寄与する。

ビワの木材は非常に粘り強く、その特性から木刀や杖、くし、印材などに利用されることが多い。この木材の堅牢さと耐久性は、日常的に使われる道具や工芸品の製作において重宝されている。

ビワの名前の由来は、葉の形が古代の楽器である「琵琶」に似ていることから来ている。

この植物のすべての部分が、多様な用途と効能を持ち、長い歴史の中で人々に親しまれてきたことがうかがえる。


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