なつかしい関係
誕生花&花言葉:9月17日
つゆくさ(露草)
Commelina communis
ツユクサ科
ツユクサ属
一年草
草丈15〜50㎝
花花6〜9月
日本、東アジア原産。
平安時代までは染料に利用され、
江戸時代以降は染め物の下絵付けなどに使われた。
全草を乾燥させたものを鴨跖草(おうせきそう)と呼び、
下痢止めや解熱などに用いられた。
朝露を受けて朝咲き始めた花は昼にはぼむ。
この様子から「露草」名がついたようだ。
万葉集でもよく読まれ、別名、蛍草(ほたるぐさ)、
藍花(あいばな)、青花(あおばな)、移草(うつしぐさ)、
月草(つきくさ)、鴨頭草(つきくさ)、縹草(はなだぐさ)、
帽子花(ぼうしばな)など多数。
朝露に 咲きすさびたる 鴨頭草の
日暮るるなへに 消ぬべく思ほゆ
(万葉集)
月草に 衣は摺らむ 朝露に
濡れての後は 移ろひぬとも
(万葉集)
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