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#16 「子育て支援金」を徴収する時間はないはず

あまり政府の政策について意見を述べるのは好きではないが、
今回については明らかに「?」と思ったので書いてみる。

私は現在独身で子どももおりませんが、20代男の率直な感想です。
もし感覚としてずれているなどご意見あればコメントください。

つい昨日、以下のように「子育て支援金」を徴収するニュースが流れてきた。

まず初めに誤解を恐れずに書くと、子育て世代に対してお金を割くのは大賛成である。子どもを持ちたい家族が心配なく子育てできるように支援をすることが国の責任であり、国民にとっても自国の将来の発展につながるからである。

子育て世代をサポートすることに賛成な立場を前提とした場合でも、「子育て支援金」を徴収することにいまいち納得がいかなかった。

その1番の理由が、徴収した金額を分配するまでに時間がかかること。

考えてほしいのだが、子どもの成長はとても早い。1年違えば、見違えるように身長も能力も伸びるのである。

そして、人口減少が課題とされている日本においておそらくスピード対応が必須であろう。

一度徴収してから子育て支援に充てるのは長期的な計画としては大切だが、その間にも子育てしたい家庭のサポートが数年遅れることになる。

現在の実質賃金が物価高に追いついていない状況で徴収すると、子育て世代の家計にも大打撃必須なことは想像できる。ならば、子育て世代の税制優遇くらいの方がよっぽどキャッシュの移動も少なく、目の前のお金を使えるのではないか。

以下想定しているイメージ図。

1.政府が徴収して、分配する

再分配するために、全世代から徴収して配る意図は理解。ただし、この場合だと政府が関与している時間がかかるのでは?


2.徴収するよりも、子育て世帯の優遇

金額が足りないのかもしれないが、まずは子育て世代にキャッシュを残した方がより早く使用できるお金が確保できる。

メディアの切り取った範囲で意見を述べていたら浅いかもしれない。
ただし、これは真剣に議論しないとより子どもを持ちたくても持てない社会になってしまうのではないか。

以上個人の勝手な意見だが、子育てしている家族が今より逼迫せずに必要な金額を子育てに充てられる安心感が提供されてほしいと願う。

#子育て支援金 #キャッシュ #子育て #異次元の少子化対策

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岡田拓海/Takumi Okada 会社員×日本語教師
丁寧に文章をお届けします〜