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#6 入院中と退院した「いま」の話
11日間の入院生活が終わった日
前回の内容と被るけれど、続きも含めてまた書くことにする。
先日ようやく退院できた。
今年2回目の入院で、前回の検査入院とは違って手術を含む長期の入院になった。
個人的にはここまで長く入院したことはなかったけれど、入院期間中の医師や看護師の方々に本当に助けてもらった。彼らの仕事は本当に多岐にわたり、側で見ていても大変な仕事だと思う。私には到底できる仕事ではない。
病院も病院食が美味しかったし、概ね快適に過ごせたのはよかった。
(Wi-Fiが弱すぎたことだけちょっと…。w)
※今回入院したのは以前書いたことがある病気が関連してる
“病気の名前は平山病 or flexion myelopathyと呼ばれ、首の神経が傷んだことによって末端の運動神経が麻痺する病気です。”
退院日は久しぶりに外気に触れられた。
首を固定しているカラーのせいでとても暑くて仕方ない。それでも外に出た時には意味自由の身になったと感じられてすごく気分がよかった。
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入院期間中にやったこと
入院期間中はほぼ動けない日々が続いた。
1日目~4日目
まずは入院1日目はふつーにシャワーを浴びて寝たわけだが、
翌日の2日目からは朝の8:30からは手術室に移動してそのまま手術。
全身麻酔のため、最初横になって手術を受けるまで何か聞かれていた気がするがすぐに寝て記憶はなし。そのまま5時間後くらいに目が覚めて、気づいたら集中治療室にて寝ていた。
首の手術を行い、首からメスを入れて骨を削る必要があったわけだが、
手術はどうやら成功したらしいと目覚めた時に知らされる。
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約2日半は首にメスを入れた関係で、首の軌道が塞がらないようにチェックしてもらいながら、ひたすら寝ていた。(要は暇。)
集中治療室ではスマホは使えなくて誰とも連絡が取れない。だから暇すぎて暇すぎて。
そしてふと思いついた方法は、「部屋から本を持ってきてください。」とお願いすることだった。おかげで持参していた本を3冊読み終えてたが、それでも暇で。しかもご飯が食べられないからやることもなし。
しかも最初の2日半はどうしても寝れなかった。首にカラーを巻いていて、首周りの凝りが本当に酷く、痛くて目が覚めてしまう。
取りたくても、手術の後は固定する必要があり、ほぼ半泣きの状態で肩と首の痛みを耐え凌いだ。
5日目~11日目
ようやく集中治療室から出てきたわけだが、2日半も歩いていないと本当に歩けない。力が入らない。加えて首も座っていないので自力で座ることもできなかった。(気分は赤ちゃん)
だから、最初はトイレも自力で行けずナースコールで看護師さんを呼んで付き添ってもらった。
少しずつ歩く練習をするも、どうしても力が入らない。
もうこれはダメだなぁと思いながらも歩ける喜びを感じていた。
それ以降はとろみのある水を飲みながら、そして、ほぼ液体の食べ物を食べながら喉の調子を見て少しずつ通常の食事に戻していった。
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また、歩く練習もリハビリの先生と一緒にスクワットや爪先立ちを練習して筋力を今まで通り戻していった。(すごーく地味だけど、回復するのは実感できた。)
そして、それらのメニューをすべて終えて、ようやく外に出て歩けるようになったのである。
手術関連手続きの連続
さて、手術は無事終えたのだが、タイミング悪く会社を辞めた関係で健康保険の発行ができずにいた。
よって術後の平日は手続き関連でとにかく忙しい。
役所にて国民健康保険の発行。医療費を負担してもらえるように高額療養費制度を活用し、税金で医療費を負担してくれる申請を行う。退院後になってしまったので、一度全額を払う必要があるが、最後は還付される非常にありがたい制度があることも勉強になった。
税制は近年色々言われることも多いが、このような制度によって人が救われるのもまた事実なのである。
10割負担した診療もあったので、これも金額バックできるように手続きを行い、3ヶ月後くらいに振り込まれるのを確認する予定である。
入院に関連する手続きが多いのも厄介ではあるが、すべては自分のため。
今はひたすら自分のために必要書類は申請するのみである。
なにがともあれ、手術は無事に終わってよかった。
色々な人の優しさに救われて、今がある。
それでは、またね。
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![岡田拓海/Takumi Okada](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/53438187/profile_a66664dc217e809b07ab95038efae979.png?width=600&crop=1:1,smart)