山口周氏 新刊『人生の経営戦略』を推す
今までの人生、そこそこの冊数は本を読んできたけれども、こんなにもページをめくるのが嬉しく、ワクワクする本はない。
自分が人生で心掛けてきたけれども、言語化できてなかったことがしっかりと書いてある。嬉しいとともに氏への尊敬の念が無制限に湧き上がる(書いているってことはその3倍はさらに先に行っているということだ)
特に55ページにある図とその解説が秀逸すぎる(早速、扉絵として模写)。ここだけでも値段分の価値は優にあると思う。
まず、氏はこう定義する。
以下、詳しい内容は本書に譲るが、ここで、図で時間資本から社会資本&金融資本にのびている線が点線になっているところがミソである。
まずは、時間資本を、人的資本に注いだうえで、社会資本を形成する。そその上で金融資本が形成される。
この順を間違うと、これら3つの資本を活かしてのウェルビーイングを継続的には維持できない
今、タイパの言葉で安易に語られがちな「時間」。この時間の使い方についてしっかりとした指針を与えてくれる本です。
そして、9画面法をほうふつとさせる(&相性がよさそうな)話も随所にある。もしかしたら、遠くないうちに氏と話せる機会があるかもしれず、今からワクワクが止まらない。迷っていたら是非ご一読を