【中受の親にできること:塾の先生に代わりに質問すること】
さて、下剋上受験を読むと中受の親ができることに「これはできない」の枠が外れます。
とはいえ、国語の成績が悪かったら、まずは通っている塾の先生に相談しましょう。我々親なんかより、塾の先生の方がプロであり、本業です。
正直言って、国語というものは、子供の習熟の度合い、種別によって通るべきルートが大きく異なります。(それについては長くなるのでまた別に)
だからこそ、親の出番が大きいです。
その一方で、親も国語の上げ方については手探りですから、しっかりと塾の先生との連携が必要です。
もちろん理想は子供自身が質問してくることです。逆に言えば、もし塾の先生に分からないところを質問できるようになっていたら、それだけでも受験ではとても有利です。
でも、うちの子のように自分から質問することが苦手な子もたくさんいるでしょう。時には我々親よりも年下なこともある塾の先生も、小学生から見れば自分の倍以上の年齢です。
そんな時は、親が電話で質問して少し聞いておきます。「本人が××が分かっていないようなのですが・・・」と。
でもやはり、質問の答えは本人が聞いた方がいいもの。先生から子供に「質問あるんじゃない?」と声をかけてもらいましょう。
大丈夫、私たち親なんかよりも、先生の方が、「自分から質問できない子がいっぱいいる」ことは知っています。ですから、大抵の場合、先生の方から「じゃあ次回の授業の際に『質問あるんじゃないの?』と声かけておきますね」と言ってくれます。
それに、自分自身が講師もしているので分かるのですが、「自分が教えた後、質問が1つも来ない」これはかえってショックなものです。それはほぼ「自分の話が相手が分かりたいと思わなかった」ということだからです。
そんな話をして、「子供の質問アレルギー」をとってあげましょう。
まぁ、うちの子の場合、結局国語は自分からは質問できずじまいだったようですが、算数の先生には質問してきけるようになったようです。
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