AI時代に求められる新しいマーケティングの形:CURIOSITY Marketing Lab構想発表
こんにちは。野良猫教授です。
AI時代となり「正しさ」「網羅性」で、もはや人間はAIに太刀打ちできません。
マーケティング戦略の立案においても、リサーチからアイデアを導く部分はAIの方が上手くできるでしょう。
しかしだからと言ってマーケティング戦略の立案をAIに丸投げして、それは成功に近づけるでしょうか。競合も同じようにAIに丸投げしていたらどうでしょう?また実際の顧客は人間なので、AIが描いた提案ばかりになったらどうでしょう?
これでは上手くいかない気がします。
AIが基本的なマーケティング戦略のフレームを作れることはありがたい。だがそれに独自性を埋め込むのは人間の仕事だと私は思うのです。
その独自性とは「思想、哲学、美学」などで、もっと平たくいうと事業者や社長個人の「らしさ」です。
そしてその「らしさ」とは何かとさらに考えると、個々人が持つ対象の多様性、対象に向かう意識、すなわち「好奇心」だ、と考えたわけです。
同じコンテクスト上に「哲学マーケティング」というキーワードもあるのですが、個人的には大好きな「哲学」という言葉は多くの人にとっては障壁にもなりうると思ったのですよね。ChatGPTもClaudeもそこは少し懸念していました。
そこで私は、AI時代のマーケティングを「好奇心マーケティング」とラベリングすることとし、その研究と実践、普及を行う主体として、CURIOSITY Marketing Labを構想しています。
その着想と今後のシナリオについてのお話をどうぞ。
マーケティングの未来を「好奇心」で再定義する
AIの台頭により、マーケティング戦略のフレームワーク構築やデータ分析はこれまで以上に迅速かつ正確に行えるようになりました。しかし、この効率化の先にある課題、それは「独自性の欠如」です。どの企業も同じようにAIを活用する中で、どうすれば顧客にとって特別で、共感を呼ぶブランドを築けるのでしょうか?
その答えを探る鍵が「好奇心」にあります。
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おぉ、感謝感激、雨霰でございます😺