見出し画像

【旅行記】厳冬の青森・かけ流し温泉の旅①奥入瀬渓流温泉と氷瀑

みなさんこんにちわ。おでかけ大好きTRIP_YUKOです。

2月の飛び石(2/8-11)私たちは会社の年休促進日につき4連休。ということで、冬と温泉を満喫しに青森に行ってきました!

9:21 八戸駅 到着

8年ぶりの八戸駅

6:32 東京駅発の新幹線に乗り八戸に到着。8年ぶりの青森旅行です。
今回の初日の行き先、十和田市へは電車はありません。路線バスで十和田市へと向かいます
「十和田観光電鉄」という会社のバスに乗るのですが、これがGoogleでは経路がでてこない!たまにあるんですよね。

十和田観光電鉄バスで十和田市へ

便の時間まで1時間ほど八戸駅周辺をぶらついて、いよいよ十和田市へ!

12:00 ランチは十和田バラ焼き!

十和田市中央に無事予定通り到着。まずは腹ごしらえへランチと参りましょう。

司バラ焼き大衆食堂

十和田市といえば「十和田バラ焼き」!B級グルメ、ソウルフードとしても有名です。
バス停から少し歩いて、人気店の「司バラ焼き大衆食堂」を訪ねました。

すぐに地元客と観光客で満席に

入店時は空きがあってすぐ入れたものの、そのあと地元のかた、観光客で満席に。スタッフの方も優しくてホッ。
バラ焼き(牛)2人前を注文。
こんな風に鉄板で焼く食べ物なんだ…🫢牛丼的なやつをイメージしてたよ。

念願の!十和田バラ焼き!

玉ねぎを飴色になるまで焼いたら、お肉を崩して広げて焼きます。お肉に火が通ったら、強火にしてタレが無くなるまで焼いて完成!

バラ焼き完成!

かなり味濃いめのタレでガツン!これは米が進みまくる!!
すき焼きに近い焼肉的な感じなんだけど、ありそで無いグルメです。いや、これ美味いよ!👍👍

ボリューム少なめかと思いきや、食べてみるとお腹いっぱいになり大満足でした。十和田を訪れたらバラ焼きマストですよ!

紅玉サワー(可愛い)

12:45 十和田市現代美術館

十和田市現代美術館

ランチ後に訪れたのは、かねてから行ってみたかった「十和田市現代美術館」。全国的にも有名な美術館の1つです。

現代美術館らしく、美術館の屋外にもたくさんアートが展示されています。美術館の道路向かいの広場には草間彌生さんのカボチャもあります。

奈良美智さんのイラスト
現代美術館らしく屋外にもアートがたくさん

常設展、最初のブースに展示されているのが十和田市現代美術館のシンボリックなアート作品「スタンディング・ウーマン」高さ4mもある立体造形作品です。

十和田市現代美術館のシンボルアート
スタンディング・ウーマン(ロン・ミュエク)

とにかく精巧で、ほんとに初老のおばさんの巨人にしか見えません。
この様の異様さに驚きと怖さを感じ立ちすくむ。けれど見ていると、だんだん不思議な魅力に引き込まれていきました

不思議な魅力がある

何か物語っている。なんだか、カッコいいんです。もちろん見る人によって違うんだと思うんですが、私は対峙したこの女性にカッコよさを感じました。写真でも引き込まれそうな眼差し。
不思議で魅力的な作品でした。

中庭にも作品が散りばめられ
理解は難しいよね、現代美術

基本的に現代美術なんでゲキムズです😅
ハマる作品もあれば、正直全く分からないものもあるのが現代美術館の魅力かもしれません。

建物の設計は西沢立衛氏

十和田市現代美術館の設計は、有名な建築家・西沢立衛氏によるもの。
西沢立衛さんは、金沢21世紀美術館の設計で有名な建築家ユニットSANAAのおひとり、といえばピンとくる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ガラス窓からの採光が美しく、明るい美しい美術館で、西沢さんらしさ全開って感じがしました。今回気づいたんですが、私、西沢立衛さんの建築好きです。

14:00 JRバス おいらせ号

奥入瀬渓流温泉へもまたまたバスで向かいます。便数が限られているので入念な計画が必要です。JRバスおいらせ号は予約制。乗り込むと満席、早めに満席予約しておいてよかった。7割くらいが外国からの観光客の方。台湾からが多いみたいですね。

バスで奥入瀬渓流温泉へ

奥入瀬渓流温泉に宿泊

今宵は奥入瀬渓流温泉に宿泊します。お世話になるのは「野の花 焼山荘」です。

焼山荘(外観)

リーズナブルなお値段ながら、口コミがとっても良くて、スタッフの皆様の応対も良いとのことでこちらを予約しました。
皆さんとても優しくまた一生懸命に丁寧に応対してくださり評判通り。ご主人と思しき年配の男性(水谷豊似)のチャーミングで、商売人らしい物腰の柔らかさが素敵でした。

16:00 青森ヒバと雪見風呂を堪能

お風呂は大きな宿泊施設ではないので、4人くらいの内湯と2〜3人の露天風呂の、こじんまりとしたシンプルな造りです。
年数は経っていると思いますが、キレイに清掃されて清潔感があります。
もちろん温泉は「源泉かけ流し」です!

内風呂は青森ヒバを使った浴槽で、ふんわりとヒバの香りがするような。
露天風呂は資材で囲われ雪景色が見えるって感じではないですが、囲い内に吹き込む雪吹雪と積もった雪を見ながらの雪見風呂を堪能しました。
なんだか居心地が良いお風呂で、私には珍しく長風呂。ほぼ貸し切り状態でゆっくりできました。

17:30 夕食

お献立

あらかじめ氷瀑ツアーに行くことをお電話で伝えると、間に合うように17:30からお食事を用意してくださいました。
どのお料理もしっかり美味しくて、満足!

夕食 十和田ワインで乾杯

お酒は青森の地酒がもちろんラインナップされるなか、惹かれたのは十和田ワイン🍷
少し濁った色合いがいかにも葡萄酒。飲みやすく美味しいワインで、ハーフ頼んだのに2本頼む。結局フルやないかい!

19:05 奥入瀬氷瀑ナイトツアー

冬を満喫するコンセプトの今回の旅。観光の目玉は「奥入瀬氷瀑ナイトツアー」でした。
まさか冬の奥入瀬に行けるなんて、みなさん知ってましたか?

このツアーは8年前からスタートした観光アクティビティだそうです。
十和田市街発のツアーで、奥入瀬渓流温泉のバス停でピックアップもしてもらえます。

地元のガイドさんの案内で、奥入瀬渓流の5カ所の氷柱、氷瀑スポットを巡ります
この日巡ったのは「下馬門沢」「千筋の滝」「子ノ口」「白糸の滝」「馬門岩」。

ということで、ここからは奥入瀬渓流の氷柱や氷瀑の様子のお写真です。

雪の積もる奥入瀬渓流
前を走るライトカーが氷瀑を照らします
千筋の滝
子ノ口
十和田湖から吹きすさぶ風が凄かった!
馬門岩
素晴らしかった!!!

この季節でなければ見れない景色たち。
まさか厳冬の青森、奥入瀬に来ることができて、氷瀑が見られるなんて思いもしませんでした。
決してアクセスが至便ではないですが、時間をかけても冬の自然美と温泉を楽しみに訪れる価値のある魅力的な場所です。
行って良かった!奥入瀬渓流温泉!

いいなと思ったら応援しよう!